RBK-250
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開発・設計

RBK-250は、ソ連製の航空機搭載型クラスター爆弾の代表的な存在であるRBKシリーズの一種である[2]。RBKシリーズには250キログラム級と500キログラム級の二種類があり、このうち前者が本爆弾、後者がRBK-500である[2]。
内蔵する小爆弾にはいくつかの種類があり、小爆弾の種類によりさまざまな任務に対応できる[1]。基本的には小爆弾ごとにクラスター爆弾本体も専用のものが使われ、それぞれの爆弾を識別する場合は「RBK-250 ZAB-2.5」といった形で種類を末尾に付して区別する[4][5][6]。
子爆弾
AO-2.5
最初に開発された子爆弾で、破砕型の子爆弾である[2][1]。弾体は円筒形で、尾部に4枚の安定翼を持つ[1]。派生型として、細長く平らな安定翼を持つAO-2.5-2がある[1]。
AO-1 SCh
AO-2.5よりも小型の、1キログラム級の破砕型子爆弾である[2][1]。弾体は円筒形で、尾部に4枚の安定翼を持ち、RBK-250には150発を搭載することができる[2][1]。
PTAB-2.5
対戦車用の子爆弾である[2][1]。弾頭に成形炸薬を搭載しており、最大で120ミリ厚の装甲を貫徹する能力がある[1]。RBK-250には30発を搭載することができる[2]。派生型として、信管や尾部アッセンブリの保護カバー、爆薬の成分などに改良が加えられたPTAB-2.5Mがある[1]。
ZAB-2.5
運用
実戦運用
ジョージア
ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)では、2008年の南オセチア紛争中に、ロシア軍機が複数のRBK-250をジョージアの住宅地に投下し、民間人に複数の死傷者が出たと発表した[7]。
シリア
HRWでは、2011年から続くシリア内戦中にシリア軍機によるRBK-250の人口密集地への使用を繰り返し発表している[8][9][10][11]。ただし、シリア政府は使用を否定している[8]。
リビア
HRWでは、2014年リビア内戦中にリビア国内でRBK-250の新しい残骸を複数個所で発見したと発表している[12]。ただし、リビア国民軍空軍は残骸の発見箇所を爆撃したことは認めているが、クラスター爆弾の使用は否定している[12]。
ウクライナ
ウクライナ内務省は、ロシアのウクライナ侵攻中にロシア軍がRBK-250を使用したと発表している[13]。