RS-26 ルベーシュ

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種類 中距離弾道ミサイル
(ロシアはINF条約回避のためICBMと称していた)
原開発国 ロシア連邦
配備期間 2012年 -
RS-26 ルベーシュ (Rubezh)
種類 中距離弾道ミサイル
(ロシアはINF条約回避のためICBMと称していた)
原開発国 ロシア連邦
運用史
配備期間 2012年 -
配備先 ロシア戦略ロケット軍
開発史
開発者 モスクワ熱技術研究所
製造期間 2011年
諸元
重量 36,000kg

最大射程 5800 km(2012年5月試験時)[1]
最大高度 数十km
弾頭速度 詳細不明(IRBM相当:マッハ11(3.74km/s)程度)
精度 平均誤差半径(CEP) 90-250 m(2018年3月現在)
弾頭 150/300 Kt MIRVペイロード4機; 変形バージョン アバンガルド極超音速滑空体 800 kg[2][3]

エンジン 固体燃料ロケット、第3段または第4段(弾頭部)は液体燃料の可能性あり
推進剤 固体燃料、第3段または第4段(弾頭部)は液体燃料の可能性あり
誘導方式 慣性誘導システムおよびGLONASS衛星航法
発射
プラットフォーム
路上搬送 輸送起立発射機(TEL)
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RS-26 ルベーシュロシア語: РС-26 Рубеж、語意「前線」または「境界」、日本語表記では「ルベジ」とも)は、核弾頭搭載可能なロシアの固体燃料ロケット中距離弾道ミサイル(IRBM)[4]NATOコードネームでは、SS-X-31と命名されている[5]

名目的な最大射程距離は5,800kmで、かろうじて大陸間弾道ミサイル(ICBM)に分類されている(INF条約回避のため、詳細後述)[4]

RS-26は、熱核兵器(水素爆弾)複数個別誘導再突入体(MIRV)または機動再突入体(MaRV)ペイロードを搭載し、あるいはアバンガルド極超音速滑空体の運搬用としても意図されている。RS-26はRS-24 ヤルスをベースとしており、RS-24の段数を1段減らした短縮バージョンである[4][6][7]

RS-26の開発プロセスは、RT-21 テンプ2S英語版の短縮型派生機である、RSD-10 パイオニアの開発プロセスとほぼ同様である。RS-26の配備は、RSD-10と同様の戦略的インパクトを与えると推測されている[8]

噂されている実戦使用

RS-26は、2011年9月の発射試験が失敗に終わった後、2012年5月26日にロシア北西部のプレセツク宇宙基地からの発射試験に成功した[9] [10]。発射から数分後、5,800km離れたカムチャツカ半島クラ・ミサイル試験場英語版に設置された標的に命中した。

1988年に米ソ間で発効した中距離核戦力全廃条約(INF条約、2019年に失効)は、米ソが保有する射程500kmから5,500kmのすべての弾道ミサイルと巡航ミサイルの廃棄と、以後の保有を禁止するものであった(旧ソ連崩壊後のロシア連邦に対しても有効)。RS-26の飛距離は5,800kmとされたので、かろうじてICBMと定義されることになり、当時、まだ有効であったINF条約には、抵触しないことになった[4]

ところがRS-26は、2012年10月、2013年6月、2015年3月の3回、カプースチン・ヤール試験場からシャリー・シャガン試験場へのさらなる発射試験が実施され成功しているが、いずれも飛距離約2,000kmだった。2012年5月26日の試験では、ペイロードが空であったか、飛距離をごまかして、無理やりICBMと称している可能性が推定された[4] [11][12][13]

2018年には、2027年までの国家軍備計画(GPV-27)におけるRS-26の調達が凍結され、資金がアバンガルド極超音速滑空体の継続的な調達のため振り向けられることになったと報じられた[14]

ウクライナ空軍ウクライナ・プラウダ紙によれば、ロシア・ウクライナ戦争中の2024年11月21日に、ロシア連邦はウクライナ中部のドニプロ市の重要インフラを標的として、通常兵器(i.e. 非核兵器)搭載のRS-26ミサイルを数発発射したと報じられた[15]

ロシア政府のドミトリー・ペスコフ報道官は、この件について確認を求められた際、「この件については話すことは何もない」と回答した[16]

ある西側当局者[誰?]は、問題の攻撃で使用されたミサイルは大陸間弾道ミサイル(ICBM)ではなかったと述べた[17]

11月21日遅くに、ウラジーミル・プーチンは公式発表において、攻撃は実際にはICBMではなく、非核極超音速弾頭を使用した新型IRBMであるオレシュニクによって行われたことを明らかにした[18][19]

政治的批判

脚注

関連項目

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