RTCM SC-104

From Wikipedia, the free encyclopedia

RTCM SC-104ディファレンシャルGPS補正情報を無線機などの2次ソースからGPS受信機へ送信するための通信プロトコルである。標準規格名は作成元であるRadio Technical Commission for maritime Services (RTCM)のSpecial Committee 104から取られている。規格のフォーマットはメッセージのソースは定義しておらず、海洋無線や通信衛星による放送、インターネット配信などさまざまなシステムで用いられた。

最初に広く使われたフォーマットバージョンは1990年にリリースされた、GPS衛星が用いる30ビット長の”フレーム”と呼ばれるパケットに基づいていた。各メッセージは規定の2フレームのヘッダーで始まり、1つか複数個のデータフレームが続いた。フレームはGPS受信機に統合しやすいようにGPSのフレームに似せて設計されたが、スループットが低いという欠点があり一定の時間内に送信できるメッセージ数に制限があった。

スループットを改善し送信メッセージ数を増やすことができる可変長フォーマットを用いたまったく新しいメッセージフォーマットがバージョン3として2003年に導入された。このことはリアルタイムのGPS補正のために重要であった。新規格はメッセージの種類の数も大きく増大させた。規格化プロセスの過程でネーミングが変わり、バージョン3.1 は RTCM Standard 10403.1 となった。2021年5月20日現在、最新バージョンは3.3 または 10403.3 修正1および2付きである。

RTCM SC-104 はDGPSの唯一の標準ではない。トリンブルは Compact Measurement Record (CMRx) フォーマットを同じ目的のために導入し、また他にも特定用途向けの同様の標準が存在する。これらのほとんどは 10403.1 の導入により使われなくなった。

バージョン 1

関連項目

参照

Related Articles

Wikiwand AI