Saints Row (2022年のゲーム)

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Saints Row
セインツロウ
ジャンル オープンワールドアクションシューター
対応機種 PlayStation 4
PlayStation 5
Xbox One
Xbox Series X/S
Windows(Epic Games Store, Steam)
開発元 ボリション
発売元 Deep Silver
PLAION英語版
プロデューサー ロジェ・デポール・スミス
ケイト・マーリン
ディレクター ブライアン・トラフィカンテ
デザイナー ジェームズ・ヘイグ
シナリオ ジャック・エネケ
ジェイソン・スコット
プログラマー ランディ・オーバーレルヒナー
音楽 マルコム・カービーJr.
美術 フランク・マルクアート
シリーズ Saints Rowシリーズ
人数 1人(オンライン時:1~2人)
発売日 世界の旗 2022年8月23日
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Saints Row(セインツロウ)とは、2022年8月23日にPLAION株式会社から発売されたオープンワールドクライムアクションゲームで、『Saints Row』のリブート作品である。

対応機種はPlayStation 4, PlayStation 5, Xbox One, Xbox Series X|S, PC(Epic Games Store)。

舞台や登場人物などは一新されているものの、「ギャングの一員(ボス)として犯罪行為を繰り返して金を稼ぎ話を進めていく」という流れはオリジナルと変わらない。物語の骨子も『Saints Row 2』以前のようなギャング抗争と組織の拡大が主体だが、その一方で作風や演出は『Saints Row: The Third』以降のコミカル・クレイジー路線を引き継いでおり、シリーズ初期の「リアリティ」と後期の「バカゲーらしさ」を融合させた作風となっている[1]

舞台はアメリカ南西部の中央に位置する活気あふれる架空の都市「サント・イレソ」。犯罪が横行し、法をものともしない3つの勢力が権力を争うこの街で、プレイヤーは未来の”ボス”としてニーナ、ケビン、イーライの3人を従えて犯罪チーム「セインツ」を結成し、成り上がることを目指す。サント・イレソは過去のスティルウォーターやスティールポートのような都市部に加えて周囲には砂漠地帯も広がっており、シリーズ最大級の面積を誇る。

Windows版限定ではあるが、セインツロウシリーズ初のダウンロード版のみの販売となる。

システム

クエスト

本作には、ストーリー進行に必要なクエストに加え、サブクエスト「サイド・ハッスル」が存在する[2]

いずれも危険度が大きいほど報酬が大きく、たとえば敵対組織の店を評価する「@TCHA」の場合、低い評価を付けるほど主人公の元に送り込まれる刺客の数が多くなる反面得られる報酬も大きい[2]

中には説明文に書いてある建物や看板などの写真を撮るだけで完了する「フォトハント」などのインスタ映え的な平和な「発見」もあるがこれらで得られる金や経験値は微量で、危険度が増すほど経験値や金が増えるスタイルとなっているので、積極的に危険そうなサイド・ハッスルに挑戦していくことが推奨されている。

シノギ

ストーリーが進むとプレイ可能になる要素。セインツの事業所を街の空き地に配置、それに応じたミッションをクリアする事で収入を得られる。旧作のアクティビティと物件収入を組み合わせたようなシステム。新しいシノギを解禁するにはメインシナリオや既存のシノギに伴うストーリーの進行が必要であり、更にシノギの建設や達成度が解禁条件となっている場合もあるため、シノギを増やすには必然的にシノギのプレイが必要となる。シノギを完了させるとその地域をセインツの支配下に置く事ができる。しかし前作までとは異なり、敵ギャングが全く出現しなくなる事は無い。また、一度配置したシノギの変更は不可で、シノギ中に必要なオブジェクトやミッション開始地点などの場所は変わらないため、設置場所でシノギの難易度が大きく変わる場合もある。

主人公のカスタマイズ

本作でも自由なカスタマイズが可能であり、今まで以上に細かい造形が出来るようになった[3]。様々な衣装を組み合わせるだけではなく、『2』のような細かい着こなしも可能になった。シリーズ恒例の全裸になるプレイは可能とされていた[3]が、実際は完全な全裸にはなれず、可能な限り全裸に近付けられるのみ。今作ではプリセットが多数用意されており、1から作らずともこれらを作り変えてイメージに近付けるやり方が可能となっている。その一方で、数値で細かく弄れる部分は減少しており、髪型のバリエーションも前作より少なくなっているなど、必ずしもシリーズ最大の自由度とは言えない部分もある。

今作のボスには性別の設定項目がなく、男性の容姿でありながら胸が膨れていたり、女性の容姿でありながら股間が膨らんでいるというカスタマイズも可能である[2]。その代わり、性別の決定は「性格」の「声」の違いで割り振られる[2]。また、前作までは主人公の性別や性格で字幕が変化するのはプレイ中のみで、カットシーンの字幕の口調は固定だったが、今作はカットシーンにおいても声に応じて字幕が変化するようになった。

ストーリー

  • 注:本作では後述の通り主人公となるボスはどちらの性別も選択可能だが、便宜上「彼」とする。また、ゲームでは主人公が成功を収めたところから物語が開始するが、本項では基本的に時系列に沿って記載するものとする。

大学生を卒業したばかりの主人公は、親友のケビン、ニーナ、イーライとルームシェアしながら家賃を折半するというその日暮らしをしていた。その傍らで、彼は民間防衛組織「マーシャル防衛産業」の警備隊員として生活費や家賃を稼いでいたが任務中のトラブルが元で上司から解雇勧告されてしまう。

落ち込む主人公だったが、直後にケビンとイーライがピンチに陥り、ニーナと共に救出に向かった。しかしその結果、ギャング集団「ロス・パンテロス」とカルト教団「アイドルズ」の両方と敵対。「ロス・パンテロス」と繋がりのあったニーナ、「アイドルズ」の一員だったケビンもそれぞれと袂を分かち、主人公ら4人は複数の巨大組織に命を狙われる羽目に陥ってしまう。しかしその場からの逃走中、主人公は自分達が高い能力を持っている事に気付く。「なぜ力のある自分達が他人の為に働く必要があるのか」という疑問を持った主人公は、自身を「ボス」としたギャングを結成する事を思いつき、仲間も賛同する。

差し当たってボス達は新たな本拠地として古い教会に目を付け、騒動の末に確保に成功。教会にあった天使の像を見たボスは、これから旗揚げする犯罪帝国の名前を「セインツ」と決めた…。

登場組織

セインツ(The Saints)
主人公であるボス達が旗揚げした犯罪帝国。旧作では「サード・ストリート・セインツ」というストリートギャングが発祥となっていたが、本作ではボス達4人によって初めて結成された事になっている。結成決意直後、取り壊し予定だった教会を(物理的にも権利的にも)強奪して本拠地とした。
マーシャル防衛産業(Marshall Defense Industries)
世界で最も利益を挙げ、且つ最も危険と評される民間軍事会社SFじみた最新鋭の武器や装備を誇り、様々な施設や政府に民間警備関連サービスを提供する一方、戦争犯罪とも言えるほどの秘密工作や汚れ仕事にも手を染めている。それでいて、容赦の無い弁護士軍団と広報部門の手腕によって、世間では確かな評価を得ている。
2』に登場したアルター社と『The Third』に登場したSTAGをそれぞれ彷彿とさせる要素を併せ持つ。
ロス・パンテロス(Los Panteros)
サント・イレソの元祖・地元ストリートギャング。「力」と「車」に取り憑かれており、筋骨隆々の肉体と改造車によってサント・イレソの犯罪活動の大半を牛耳っている。地元出身者が多く、部外者を不法侵入者として敵視し、敬意(みかじめ料)を示す者とは問題を起こさない一方、それが出来ない者には容赦が無い。ニーナ曰く、先代以前は仲間同士の結束の強いギャングだったが、現在のセルジオの代になってから変わってしまったとの事。
本作の勢力ではシリーズ初期のギャングに最も近く、初代のロス・カルナレスや『2』のブラザーフッドを彷彿とさせる。
アイドルズ(The Idols)
無政府主義カルト集団。ピンクの奇抜な衣装に身を包み、若年層を中心としている。現在のシステム(社会、政治、経済の構造そのもの)を混乱と暴力で破壊する事を目論み、個を捨て、集団となる事を重んじる教義を持つ。夜な夜なパーティーを開いたり、ソーシャルメディアで教義を拡散するなどで数を増やし続けているが、大半は信者というよりも若気の至りで弾けていたり、SNS承認欲求を満たそうとする若者である。事実、ギャング車両に自撮り棒が付いていたり、戦闘中ですら自撮りを行う者もいる。
発売時点のアメリカの世相を反映させたような組織。一方、サイバーパンクの要素を持つ点や若者中心である点は『The Third』に登場したデッカーズを彷彿とさせる。

登場人物

脚注

外部リンク

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