ScyllaDB
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| 開発元 | ScyllaDB Inc. |
|---|---|
| 初版 | 2015年9月22日 |
| 最新評価版 | |
| リポジトリ | |
| プログラミング 言語 | C++ |
| 対応OS | Linux |
| 対応言語 | 英語のみ(?)日本語対応しているかは分かりません。 |
| 種別 | ワイドカラムデータストア、無料且つオープンソースソフトウェア |
| ライセンス | GNU AGPL(-6.2), SCYLLADB SOFTWARE LICENSE AGREEMENT(2025.1-) |
| 公式サイト |
www |
ScyllaDB はオープンソースの分散NoSQLワイドカラムデータストアの一つである。Apache Cassandraと互換性のあるよう設計されると同時に大幅に高い単位時間当たりの処理能力やデータ転送量(スループット)と低い待ち時間(レイテンシー(英:latency))を実現している。Cassandraと同じプロトコル (CQL及びThrift) 及び同じファイル形式 (SSTable) に対応するものの、完全に書き直された実装となっており、Cassandra で採用されている Java言語 の代わりに C++20 言語を使用しているほか、スレッド、共有メモリ、マップトファイルのような古典的Linuxプログラミング技術を置き換えるSeastar[2]非同期プログラミングライブラリを使用している。Cassandraのプロトコルを実装することに加えて ScyllaDB は Amazon DynamoDB API も実装している[3]。
ScyllaDB は各ノードでシャード設計を使用しており、これは各CPUコアがデータ中の異なるサブセットを処理することを意味している。CPUコアはデータを共有せず、必要な時に明示的に通信する仕組みとなっている。ScyllaDB の作者らはこの設計が近代的なNUMA SMPマシンでの遥かに良いパフォーマンスの記録と、多コアでの非常に良いスケールを可能にすると主張している。彼らは単一マシンで200万リクエスト毎秒という数値を測定したこともあり[4]、また ScyllaDB クラスタはサイズが10倍の Cassandra クラスタと同じくらいのリクエストを処理でき、より低いレイテンシでそれが可能であると主張している[5]。独立したテストではこのような10倍ものスループット向上を常に認めることはできず、時には2倍などの小さな速度向上しか測定されないこともあった[6]。サムスンによる2017年のベンチマークではハイエンドマシンにおいて10倍もの速度向上が観測され、このベンチマークでは24コアマシンのクラスタ上において YCSB のワークロードに応じて10から37倍の範囲で ScyllaDB が Cassandra を凌駕したと報告している[7]。
ScyllaDB はオンプレミス、大手パブリッククラウド提供者、または DBaaS (ScyllaDB Cloud) で提供されている。