TAPAS BH-201 (航空機)

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TAPAS BH-201

TAPAS BH-201は、インド国営兵器開発局英語版が開発した無人航空機である[1]。無人航空機の区分としては、中高度・長時間滞空(HALE)型に分類される[2]ホライゾン201とも呼ばれる[1]

2010年代前半から開発が始まった無人航空機で、設計は国営兵器開発局(DRDO)内の航空開発研究所が担当した[2]。当初はルストム2(Rustom 2)の機体名称で呼ばれており、アメリカ製のMQ-1 プレデターMQ-9 リーパーに似た、偵察および攻撃用という機体コンセプトであった[2]

しかしながら、開発は当初の予定期間を大幅に遅延し、予算も超過した[3]。初飛行は2013年後半に予定されていたが、実際にはおよそ3年遅れとなる2016年11月16日となった[4]

それでも試作モデル4機が製作されてテストを繰り返し、2022年には航空開発研究所のディレクターであるY.ディリップが「軍の要求性能にはわずかに及ばないが、大部分は満たしている」と語った[1][3]。政府は計画の完了期限を当初の2016年から2023年内まで延長し、これ以上の延長はないと発表した[3]。量産モデルが5機製造されて軍の評価試験にかけられることになり、合格すれば陸軍60機、海軍4機、空軍12機の計76機が配備される予定であった[3]。なお、量産モデルの製造はDRDOではなくヒンドスタン航空機(HAL)が担当するとされた[1][3]

2023年2月に開催された「アエロインディア2023」航空ショーでは初めてBH-201の飛行が一般公開され、DRDOの公式SNSアカウントにも離陸の様子や電子光学機器による監視映像などを含む動画が投稿された[5]

2024年1月、BH-201の開発計画が正式に「ミッションモード」カテゴリから除外されたと報じられた[6][7]。BH-201はおよそ200回の試験飛行を行ったが、少なくとも2回の墜落事故を起こし、最後まで運用要求を満たすことができなかったとされている[6]。軍は高度30,000フィートで24時間の滞空時間を要求していたが、達成できたのは28,000フィートで約18時間であった[6][7]。ただし、海軍は短い滑走路から運用可能なBH-201がアンダマン・ニコバル諸島付近での監視・偵察任務に使用できるかもしれないと関心を示しており、DRDOは引き続き開発を継続している[7]

設計

全幅は20.6メートルで、最大250キロメートルの航続距離と24時間の滞空時間、350キログラムの搭載能力が予定されていたが[1]、開発計画の棚上げ時点ではこの数値を達成することはできなかった[6]。胴体上部に衛星通信アンテナ、機首下部には電子光学機器入りのターレットポッドがあり、さらにGPS機器や合成開口レーダー自動着陸装置も装備されている[1][2][3]

脚注

参考文献

関連項目

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