UP (R.E.M.のアルバム)
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アディショナル・レコーディング(on #14): ニューヨーク Baby Monster Studios[1]
ストリングス: アトランタ Tree Sound Studios[1]
| 『UP』 | ||||
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| R.E.M. の スタジオ・アルバム | ||||
| リリース | ||||
| 録音 |
シアトル La Casa del Elefante、サンフランシスコ Toast、アセンズ John Keane Studios[1] アディショナル・レコーディング(on #14): ニューヨーク Baby Monster Studios[1] ストリングス: アトランタ Tree Sound Studios[1] | |||
| ジャンル | オルタナティヴ・ロック | |||
| 時間 | ||||
| レーベル | ワーナー・ブラザース・レコード | |||
| プロデュース | パット・マッカーシー、R.E.M. | |||
| 専門評論家によるレビュー | ||||
| チャート最高順位 | ||||
| ゴールドディスク | ||||
| R.E.M. アルバム 年表 | ||||
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『UP』(アップ)は、アメリカ合衆国のオルタナティヴ・ロック・バンド、R.E.M.が1998年に発表した11作目のスタジオ・アルバム。
1997年にオリジナル・ドラマーのビル・ベリーが脱退・引退してからは初のアルバムで、バンドは本作では正式な後任ドラマーを迎えず、ドラムマシンを多用した[19]。ただし、ベックと共に活動していたジョーイ・ワロンカーや、スクリーミング・トゥリーズのバレット・マーティンといったドラマーもレコーディングに参加し[20]、両名は「アディショナル・ミュージシャン」としてクレジットされている[1]。また、『ドキュメント』(1987年)よりプロデューサーを務めてきたスコット・リットと決別し、『モンスター』および『ニュー・アドヴェンチャーズ・イン・ハイ・ファイ』でレコーディング・エンジニアを務めたパット・マッカーシーが共同プロデューサーに起用された[21]。音楽的には、R.E.M.がドラム・ループやエレクトロニカを取り入れた実験的な作品とみなされている[20]。
収録曲「ホープ」は、バンド自身がレナード・コーエンの「スザンヌ」に似ていると感じたため、コーエンも共作者としてクレジットされた[22]。
反響
アメリカでは1998年11月14日付のBillboard 200で初登場3位となり、バンドにとって6作目の全米トップ10アルバムとなって[8]、1999年1月にはRIAAによりゴールドディスクの認定を得た[18]。全英アルバムチャートでは2位に達し、ベスト・アルバムも含めればバンドにとって6作目の全英トップ10アルバムとなった[6]。
評価
スティーヴン・トマス・アールワインはオールミュージックにおいて5点満点中2.5点を付け「R.E.M.は他の多くのバンドと違って民主主義的な活動をしており、各アルバムとも、どのメンバーが特に大きな貢献をしたか分からないが、熱心なファンであれば、ベリーが"Man on the Moon"などの名曲の推進力となってきたことは理解でき、彼の不在によりサウンドは劇的に変化した」と評している[2]。アレクシス・ペトリディスは2025年6月5日付の『ガーディアン』紙の記事「R.E.M.の全16アルバムのランキング」で、本作を15位に挙げ「シンセサイザーやドラムマシンが多用された、抑制的で薄暗い作品」と評している[23]。
収録曲
特記なき楽曲はマイケル・スタイプ、ピーター・バック、マイク・ミルズの共作。
- エアポートマン - "Airportman" - 4:13
- ロータス - "Lotus" - 4:31
- サスピション - "Suspicion" - 5:37
- ホープ - "Hope" (Michael Stipe, Peter Buck, Mike Mills, Leonard Cohen) - 5:01
- アット・マイ・モスト・ビューティフル - "At My Most Beautiful" - 3:35
- アポロジスト - "The Apologist" - 4:29
- サッド・プロフェッサー - "Sad Professor" - 4:03
- ユーアー・イン・ジ・エアー - "You're in the Air" - 5:23
- ウォーク・アンアフレイド - "Walk Unafraid" - 4:33
- ホワイ・ノット・スマイル - "Why Not Smile" - 4:02
- デイスリーパー - "Daysleeper" - 3:39
- ディミニッシュド - "Diminished" - 6:00
- 末尾にシークレット・トラック「I'm Not Over You」が挿入されている。
- パラキート - "Parakeet" - 4:12
- フォールズ・トゥ・クライム - "Falls to Climb" - 5:06
25周年記念エディション盤ボーナス・ディスク
1999年、テレビ番組『サンフランシスコの空の下』にゲスト出演した際にロサンゼルスで録音されたライブ音源を収録[24]。
- "Introduction" - 1:13
- "What's the Frequency, Kenneth?" (M. Stipe, P. Buck, M. Mills, Bill Berry) - 4:27
- "Lotus" - 5:09
- "Daysleeper" - 5:10
- "Country Feedback" (M. Stipe, P. Buck, M. Mills, B. Berry) - 6:56
- "Walk Unafraid" - 5:14
- "Losing My Religion" (M. Stipe, P. Buck, M. Mills, B. Berry) - 5:05
- "Parakeet" - 5:13
- "The Apologist" - 4:37
- "It's the End of the World as We Know It (And I Feel Fine)" (M. Stipe, P. Buck, M. Mills, B. Berry) - 5:00
- "I'm Not Over You" - 3:51
- "Man on the Moon" (M. Stipe, P. Buck, M. Mills, B. Berry) - 5:34
25周年記念エディション盤ボーナスBlu-Ray
- "Up (5.1 Surround Sound)"
- "Up (Hi-Resolution Audio)"
- "This Way Up (Press Kit)"
- "Uptake (Performance)"
- "Daysleeper (Music Video)"
- "Lotus (Music Video)"
- "At My Most Beautiful (Music Video)"