ワム!
イギリスのポップデュオ (1981-1986)
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略歴
1981年
小学校からの同級生であるジョージ・マイケル(転校時)とアンドリュー・リッジリーのデュオとして活動を開始[5][6]。音楽面をジョージ、ステージ構成やビジュアル面をアンドリューがそれぞれ分担して受け持った。
1982年
1stシングル「ワム・ラップ!」で、2人の知人が運営していたインナービジョン・レコードよりCBSレコード経由でのインディーズとしてデビュー。
2ndシングル「ヤング・ガンズ」から徐々に人気が高まり、ポップで快活な曲調と2人のルックスの良さも相まって話題となった。また、BBCの人気番組『トップ・オブ・ザ・ポップス』に出演したことで一気に知名度が上昇。一躍ティーンのカリスマとしてアイドル的人気を得た。
1983年
1stアルバム『ファンタスティック』をリリース。イギリスでは史上4組目となるデビュー・アルバム初登場1位を獲得。3rdシングル「バッド・ボーイズ」もヒットし、イギリス国内では瞬く間にトップスターとなる。同時期にアメリカでもデビュー。しかし、アメリカでは当初ビルボード誌にチャートインこそしたが、ヒットには至らなかった。
その後、所属していたインナービジョン・レコードが、12インチ・シングル「クラブ・ファンタスティック・メガミックス」[注 1]を本人達の承諾を得ず、勝手に楽曲を編集・レコードをリリースしたため、2人は激怒し「この12インチ・シングルを絶対に購入しないように」とファンに呼びかけた。
1984年
前述の騒動から所属レーベルをエピックに変更し、5thシングル「ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ」をリリース。ワム!のシングルとしては初めて、イギリス(全英シングルチャート)とアメリカ(Billboard Hot 100)でそれぞれ1位を獲得した。
7月、シングル「ケアレス・ウィスパー」をリリース。日本の新御三家であった西城秀樹と郷ひろみにもカバーされた[注 2]。
10月、2ndアルバム『メイク・イット・ビッグ』をリリース。このアルバムには、前述の「ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ」や「ケアレス・ウィスパー」をはじめとしたヒット曲が収録され、イギリスのみならず世界中で大ヒットし、ワム!の人気もさらに上昇した。
12月、7thシングル「ラスト・クリスマス」をリリース。現在もクリスマスソングの定番曲として親しまれている。
日本では、マクセルのカセットテープ「UD I」「UD II」のテレビCMに2人で出演。CMソングには「バッド・ボーイズ」と「フリーダム」が使用された。
1985年
1月、来日公演が行われた。
4月、イギリスのポップ・アーティストとしては初めて大々的な中華人民共和国での公演を、7日に北京(北京工人体育館)、10日に広州(中山紀念堂)にて行った[7]。中国滞在中のワム!の様子は、「フリーダム」のミュージック・ビデオに収められた[8]。
1986年
人気が絶頂を極める中、突如解散を発表[9]。ベスト・アルバム『ザ・ベスト』のライナーノーツには、解散理由を「ユニットとしてやることはやりつくしたから」と記載されている。
6月28日、イングランドのウェンブリー・スタジアムにて解散ライブを敢行[9]。デビューしてから解散するまで、わずか4年ほどであった[10]。
ジョージの2ndシングル「ディファレント・コーナー」 は、歌手・編曲家のマーク・エンゲルハートも録音した大ヒット曲である[11]。
1991年
1月、ブラジルで行われたイベント「ロック・イン・リオII」でジョージの公演が行われた際、アンドリューがゲスト出演[9]。一夜だけ再結成[注 3]され、2人がステージ上にてパフォーマンスを行った。
2006年
12月、ジョージのソロ公演にアンドリューが15年振りにゲストとして参加。これが2人での最後のパフォーマンスとなる。その後、再結成の話も持ち上がったが、最終的にこの話は流れた。
2016年
ディスコグラフィ
アルバム
オリジナル・アルバム
| No. | リリース日 | タイトル | チャート最高順位 | 備考 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|
| UK | US | JPN | ||||
| 1 | 1983年 | 『ファンタスティック』 (Fantastic) |
1位 | 83位 | 17位 | |
| 2 | 1984年11月21日 | 『メイク・イット・ビッグ』 (Make It Big) |
1位 | 1位 | 1位 | |
| 3 | 1986年7月21日 | 『エッジ・オヴ・ヘヴン』 (Music from the Edge of Heaven) |
- | 10位 | 9位 | |
ベスト・アルバム
| No. | リリース日 | タイトル | チャート最高順位 | 備考 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|
| UK | US | JPN | ||||
| 1 | 1986年8月6日 | 『ザ・ファイナル』 (The Final) |
2位 | - | 11位 | |
| 2 | 1993年11月21日 | 『STAR BOX』 | - | - | - | 日本限定 |
| 3 | 1997年12月8日 | 『ザ・ベスト』 (The Best of Wham!: If You Were There...) |
4位 | - | 30位 | |
| 4 | 2020年11月11日 | 『ジャパニーズ・シングル・コレクション-グレイテスト・ヒッツ-』 (Japanese Singles Collection -Greatest Hits-) |
- | - | 34位 | 日本限定 |
| 5 | 2023年7月7日 | 『ザ・シングルズ:エコーズ・フロム・エッジ・オブ・ヘブン』 (The Singles: Echoes from the Edge of Heaven) |
2位 | 31位 | - | |
リミックス・アルバム
シングル
| No. | リリース日 | タイトル | チャート最高順位 | 備考 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|
| UK | US | JPN | ||||
| 1 | 1982年 | 「ワム・ラップ!」 (Wham Rap! (Enjoy What You Do?)) |
8位 | - | - | |
| 2 | 1982年 | 「ヤング・ガンズ」 (Young Guns (Go For It!)) |
3位 | - | - | |
| 3 | 1983年 | 「バッド・ボーイズ」 (Bad Boys) |
2位 | 60位 | - | |
| 4 | 1983年 | 「クラブ・トロピカーナ」 (Club Tropicana) |
4位 | - | - | |
| 1983年 | 「クラブ・ファンタスティック・メガミックス」 (Club Fantastic Megamix) |
15位 | - | - | ワム!非公認シングル | |
| 5 | 1984年5月21日 | 「ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ」 (Wake Me Up Before You Go-Go) |
1位 | 1位 | - | |
| 1984年8月25日 | 「ケアレス・ウィスパー」 (Careless Whisper) |
1位 | 1位 | 12位 | ジョージの1stシングル[注 4] | |
| 6 | 1984年12月8日 | 「フリーダム」 (Freedom) |
1位 | 3位 | 29位 | |
| 7 | 1984年12月15日 | 「ラスト・クリスマス」 (Last Christmas) |
1位 | 2位 | 12位 | |
| 8 | 1985年3月21日 | 「恋のかけひき」 (Everything She Wants) |
2位 | 1位 | - | |
| 9 | 1985年12月5日 | 「アイム・ユア・マン」 (I'm Your Man) |
1位 | 3位 | - | |
| 1986年5月21日 | 「ディファレント・コーナー」 (A Different Corner) |
1位 | 7位 | 78位 | ジョージの2ndシングル | |
| 10 | 1986年7月21日 | 「エッジ・オヴ・ヘヴン」 (The Edge of Heaven) |
1位 | 10位 | - | |
| 11 | 1986年10月25日 | 「哀愁のメキシコ」 (Where Did Your Heart Go?) |
1位 | 50位 | - | |
映像作品
| No. | リリース日 | タイトル | 備考 |
|---|---|---|---|
| 1 | 1984年 | 『ワム! ザ・ビデオ』 (Wham! The Video) |
|
| 2 | 1986年 | 『ワム! イン・チャイナ』 (Wham! in China: Foreign Skies) |
|
| 3 | 2001年8月1日 | 『ザ・ベスト・オブ・ワム!』 (The Best of Wham!) |
|
日本公演
| 年 | タイトル | 会場 |
|---|---|---|
| 1985年 | maxell WHAM! in Japan |
|
関連項目
- デオン・エスタス - 専属ベーシスト[14]