あかんべえ
侮蔑の意をあらわす身体表現
From Wikipedia, the free encyclopedia
概要
「あかんべえ」は田山花袋の『田舎教師』では、「後を振返って赤目(アカンベイ)をして見せて居る男生徒もある」とあり、「赤い目」の転訛(m子音はb子音と交代しやすい)としている。
べかこうまたはべっかんこうという呼び方もあり、夏目漱石の『坊っちゃん』には「人差し指でべっかんこうをして見せた」という記述がある。
いつ頃から存在するかは定かでないが、江戸時代に作られた落語「蒟蒻問答」では落ちにあかんべえが使われている。この落語はこんにゃく屋の親父がお寺であかんべえをしたのを、修行僧が『三尊の弥陀は目の下にあり』という仏教語だと勘違いをして敬服するという話である。
本来はまぶたの裏の赤い部分を見せることを指すが、現在では「べえ」を舌の幼児語「べろ」の意ととらえて、舌を出すことを指すととらえる人も間々見られる。
また、瞬間的に舌を出すのは、侮蔑のほかに照れ隠しの意味もある[1](例、ローラ[2])。どちらも日本国内において広く通用するが、やや子供っぽい印象を与える。
日本以外でのあかんべえ
漫画などでの表現
その他
- べか太郎
- ミナミゾウアザラシ - 三重県伊勢市の二見シーパラダイス(現・伊勢夫婦岩ふれあい水族館シーパラダイス)で飼育されている「丸子」はあかんべえの芸ができた。
- べかこ - 上方落語の演目で、あかんべえをして起きる騒動を描く。「べかこ」は上方語で「あかんべえ」の意味。
- 桂べかこ - 落語家の名跡。漢字で「米歌子」と表記したこともある。過去に3人おり、最近は現・3代目桂南光。
- ジャングル黒べえ - 主人公が魔法を使う際「ウラウラベッカンコ」のかけ声とともにこのポーズをする。
- ヤッターマン - 「ドクロベー」というキャラクターが登場する。
- アルベルト・アインシュタイン - メディア向けに撮られた写真で有名[4]。
