あの胸にもういちど

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あの胸にもういちど
The Girl On A Motorcycle
監督 ジャック・カーディフ
脚本 ジャック・カーディフ
ロナルド・ダンカン英語版
原作 アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグ
出演者 マリアンヌ・フェイスフル
アラン・ドロン
音楽 レス・リード英語版
撮影 ジャック・カーディフ
編集 ピーター・マスグレーブ
配給 日本の旗 東和
公開 フランスの旗 1968年6月21日
イギリスの旗 1968年10月
日本の旗 1968年12月21日(編集版)
日本の旗 1974年3月(編集版再公開)
日本の旗 1997年4月19日(ノーカット版)
上映時間 91分
製作国 イギリスの旗 イギリス
フランスの旗 フランス
言語 英語
配給収入 日本の旗 1億9000万円[1]
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あの胸にもういちど』(: The Girl On A Motorcycle: La Motocyclette)は、1968年に公開されたイギリス・フランス合作の映画。カラーヨーロピアンビスタ(1.66:1)。アンドレ・ピエール・ド・マンディアルグの小説『オートバイ』を原作に、バイカーである人妻の不倫の恋と破滅を斬新なタッチで描く。

原作
主人公レベッカのモデルとなったのは、原作者・マンディアルグの友人だったドイツのモーターサイクル・ジャーナリスト、アンケ=イヴ・ゴールドマン英語版で、彼女は革のワンピースレーシングスーツを着た最初の女性ライダーである。
キャスティング
主演のマリアンヌ・フェイスフルは、当初主演予定だったドイツ人女優が麻薬で急死したための代役起用であった[2]

ストーリー

夜明け前。フランスのある田舎町に住む新妻のレベッカは、「ディオニュソス号」と名付けられた大型バイクでドイツ・ハイデルベルクに住む哲学教授のダニエルのもとへ向かう。彼女はダニエルと密会を重ねては情事にふけっているのだった。(以降、レベッカがバイクを駆りながらの回想が展開される。)

ダニエルはレベッカの実家が営む書店の常連客で、スキー旅行に行った先でたまたま再会し、ダニエルに強引に求められて以来こっそり逢う仲になったのだった(スキー場のロッジで初めてダニエルと抱き合ったレベッカは、恍惚とは裏腹に、その翌朝に現在の夫・レイモンドに「ひとりでいるのが怖い」と言って突然結婚を申し出る)。レベッカが大型バイクに乗るようになったのも、バイクで走る魅力を彼女に説いたすえ「ディオニュソス号」をプレゼントしたダニエルの手ほどきによるものだった。ダニエルは「愛は人を誤らせるだけで、結婚は世間からの中傷を避ける盾に過ぎない。我々は恋だけをするべきだ」という奇妙な学説を持っており、時折レベッカにもそれを語って聞かせる。ある雨の日、ダニエルに会ったレベッカは、「レイモンドと結婚したのはあなたを忘れるためだ。もう二度と会わない」と告げる。ダニエルは「僕は誰も愛さない」と答える。ふたりは激しく抱き合う。

レベッカは喉が渇き、バイクを止め、ドライブインに入って蒸留酒のキルシュヴァッサーを飲む。レベッカにとってキルシュヴァッサーの味やのど越しが、ダニエルとの思い出と結びついているのだった。ダニエルの言葉や態度を反芻するレベッカは、ダニエルが自分の人格に関心を持っていないことに気づく。酩酊状態のレベッカはヘルメットをドライブインに置き忘れる。

バイクがハイデルベルク近郊に近づいた際、ダニエルとの逢瀬を待ちきれないレベッカはスピードを早め、思わずうっとりと目を閉じる。そのときレベッカは車線変更のトラックに追突して体が前に飛ばされ、対向車線の乗用車のフロントガラスに突っ込む。コントロールを失った乗用車はトラックと正面衝突し、そこに後続車が乗り上げて横転、爆発炎上する。ハイデルベルクでは朝を告げる教会の鐘が鳴り響いていた。

キャスト

役名 俳優 日本語吹替
日本テレビ
レベッカマリアンヌ・フェイスフル中島葵
ダニエルアラン・ドロン水島弘
レイモンド
(レベッカの夫・小学校教師)
ロジャー・マットン城山堅
レベッカの父親マリウス・ゴーリング英語版千葉耕市
カトリーヌ
(スキー旅行のカップル)
カトリーヌ・ジュールダンフランス語版
ジャン
(スキー旅行のカップル)
ジャン・ルダックフランス語版
ガソリンスタンドの店主ジャック・マラン
フランスの国境事務所職員アンドレ・マランヌ
バリ・ヨンソン
アーノルド・ダイアモンド英語版

日本での公開・ビデオグラム

日本では製作年の1968年に劇場公開されたが、ラブシーンなど数か所が独自にカットされた。1974年に再公開。当時のポスターコピーは「むせかえるような恋の陶酔に ひとつになって燃える男と女- 人気最高・ドロンの魅力がきらめく 華麗なる愛の名作!」。1997年にオリジナル版が初公開された。

2005年5月11日にキングレコードより「通常版(KIBF-302)」「デラックス・エディション(KIBF-9302)」2種のDVDが発売された[2]のち、2010年9月3日にエスピーオーより「HDニューマスター版」DVD(OPSD-S938)が発売、2013年2月27日にTCエンタテインメントよりブルーレイ化された(TCBD-0181)。このブルーレイ制作の際、上記のテレビ放映の吹き替え音源を収録する動きがあったものの、権利元が音源を紛失しており、一般からも録画音源の募集をかけたものの、発売までに発見することができなかった。

文化的影響

出典

外部リンク

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