うさぎ座T星

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仮符号・別名HD 32803[1]
見かけの等級 (mv)7.40[1]
(変光)7.4 - 14.3[2]
変光星型ミラ型変光星 (M) [1][2]
うさぎ座T星
T Leporis[1]
仮符号・別名 HD 32803[1]
星座 うさぎ座
見かけの等級 (mv) 7.40[1]
(変光)7.4 - 14.3[2]
変光星型 ミラ型変光星 (M) [1][2]
分類 ミラ型変光星[1]
位置
元期:J2000.0
赤経 (RA, α)  05h 04m 50.8451254800s[3]
赤緯 (Dec, δ) −21° 54 16.520551573[3]
固有運動 (μ) 赤経: 10.015 ミリ秒/年[3]
赤緯: -33.804 ミリ秒/年[3]
年周視差 (π) 3.0856 ± 0.1029ミリ秒[3]
(誤差3.3%)
距離 1060 ± 40 光年[注 1]
(320 ± 10 パーセク[注 1]
うさぎ座T星の位置
物理的性質
質量 2.7 M[4]
スペクトル分類 M6e-M9e[2]
有効温度 (Teff) 2,800 K[4]
他のカタログでの名称
BD -22 995[1], HIP 23636[1],
Gaia DR2 2962625495403737600[1]
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うさぎ座T星 (うさぎざTせい、T Leporis, T Lep) は、太陽系から約1,060光年離れた、うさぎ座の領域にある変光星

変光星としてはミラ型変光星に分類され、恒星の進化では漸近巨星分枝 (AGB) の段階にある[4]。周期約368日、7.4 - 14.3等の振幅で変光している[2]。長周期のミラ型変光星に特徴的な、水酸基ラジカルのメーザーを放出し、赤外線領域で明るい「OH/IR星」に分類されている[4]。うさぎ座T星は膨張のたびに星間空間に分子や塵を放出しており、毎年地球の質量に相当する質量を失っている[5]

2014年12月、鹿児島大学の中川亜紀治らの研究チームは、2003年から2006年にかけて行われた国立天文台VERAを用いた水メーザーのモニター観測の結果から、うさぎ座T星について、年周視差3.06 ± 0.04 ミリ秒、太陽系から距離327 ± 4 パーセク固有運動27.63 km/秒 と算出したとする研究結果を発表した[6]。この年周視差は、2020年に公表されたガイア計画の第3回早期データリリースの値3.0856 ± 0.1029 ミリ秒と誤差の範囲で一致しており、極めて高い精度であった。また同研究チームはこの値を用いて、ミラ型変光星の周期-光度関係を以下の計算式で得られるとしている[6]

MKはKバンドの絶対等級、P は変光周期)
2009年、ヨーロッパ南天天文台 (ESO) の超大型望遠鏡VLTを用いたVLT干渉計 (VLTI) によって撮像されたうさぎ座T星。太陽-地球の公転軌道と比較しているが、撮像当時はうさぎ座T星までの距離は約500光年と推定されていた[5]ため、実際にはこの比較のおよそ2倍の大きさとなる。

出典

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