母なきあと、一家の母親代わりとして活躍、弟や妹からママ姉ちゃんと慕われる渋谷家の長女ミエコを中心に、個人タクシーの運転手でガンコおやじの直吉、秀才だが気の弱い甚六型の長男の太郎、ドライなおてんば娘の二女ユキ、いたずら盛りのふたご次郎・三郎一家と、直吉のタクシーの初乗り客で、なぜかそのまま家に居付いてしまった下宿人の藤山寛右衛門、直吉の親友でお人好しの伴順造、口やかましいおばのみねが繰り広げるホームドラマ[1]。『頓馬天狗』・『琴姫七変化』と時代劇路線が続いたこの枠では、初の現代劇で、松竹新喜劇所属の渋谷天外・藤山寛美と中村メイコを絡ませた異色作。