お江戸忍法帖

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お江戸忍法帖』(おえどにんぽうちょう)はたがみよしひさによる日本ギャグ忍者漫画作品。

コミックトム』(潮出版社1995年5月号から連載を始め、1998年に同誌が『コミットトムプラス』と改題した後も1999年9月号まで全32話が連載された。コミックスは希望コミックス(潮出版社)から全5巻。後にぶんか社コミックス(ぶんか社)から再版されている。

話数表記は「忍の○○」。○○はアラビア数字ではなく、ひらがな表記(例「忍のいち」「忍のさんじゅういち」)。最終話は「忍のおしまい」(32話)。

江戸の町を舞台にした漫画であるが、江戸の町並みの資料が見つからなかったときは、テレビの時代劇を参考にしたと、たがみはインタビューで答えている[1]

あらすじ

天下泰平の世となり、甲賀伊賀根来といったお抱え忍者以外は暇だった。江戸の合妹屋(あいまいや)を拠点とする日雇忍群おたすけ組。名前に反して「道に迷う」「人間違いをする」「仕事を放り投げる」など、へっぽこ忍者の集まりで、ことを納めようとしては碌でもない結果になる。

主な登場人物

火種の小助(ひだねのこすけ)
日雇忍群おたすけ組の1人。流派不明。「爆裂丸」という火薬を使用した忍術を使うがほぼ、これしか使えない。小さな忍びの里の跡取り候補だったが、跡取りとしての条件「爆裂丸の修得」を双子の兄弟である「火の粉の大助(月代を剃っている)」が先に修得したため里を出ていた。9話では山津波で散り散りになった里を復興させるために押し込み強盗をした大助が小助に罪を擦り付けようとする事件があったが、その後も大助は江戸にいるらしい。
小助という名前と火薬を使うという特徴は、『快傑ライオン丸』に登場する小助と一致する[要出典]
かんざしお水(かんざしおみず)
日雇忍群おたすけ組の1人。流派不明。女性。随意に体内の水分を放出することができる。
牽制目的で投じた(つまり、「当てる気がない」)手裏剣を避けることも出来ないなど、忍者を名乗るのが詐欺に匹敵する存在だが、くの一の術は使える。後に南蛮妖術を身に付け、いろいろと変身できるようになる。
お花見 風丸(おはなみ かぜまる)
日雇忍群おたすけ組の1人。風魔の出を自称する。風と花吹雪を利用した術をつかう。
合妹屋三太夫(あいまいやさんだゆう)
口入れ屋兼よろず相談屋「合妹屋」を営む老人。
元は孤立山野党で「幻の三太夫」を名乗る忍者。光の燦念堂が党首になってからの組織の方針変更に反発して抜けた。服部半蔵に救われ、公儀隠密の下請けとして合妹屋を任されている。実はお互いの意思を交わすことが出来る三つ子の兄弟。交代で合妹屋に常駐している一人以外の二人が別行動で色々やっている。
機関屋金吾郎(からくりやきんごろう)
合妹屋で、いろいろな「からくり」を開発している。拵えたものは性能はともかく「重たい」という欠点があるほか、仕掛けの位置や部品の付け忘れなど根本的な部分でミスも多い。
おどりの夢丸(おどりのゆめまる)
越後の般若党の党首を暗殺し組織乗っ取り、騒乱を企てるが3人に阻止される。以後、遺恨を晴らすためにたびたび復讐を企てるが、ことごとく失敗。そしていつの間にか、おたすけ組の一員扱いになる。
かげのお静(かげのおしず)
不知居一族の「影」(間諜)として「お亀」を名乗って合妹屋に身を寄せていたが、任務完了に伴って不知居に帰参しようとしたところ、顔の割れた間諜は処刑されるか、よくて下忍あつかい(V字レオタード状のコスチューム着用)[注 1]という夢丸の説得で、おたすけ組の一員となる。
捌足半蔵(はったりはんぞう)
公儀隠密。服部半蔵の影武者でもある。合妹屋へ依頼を持ってくる。

主な敵対組織

書誌情報

脚注

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