仮面の忍者 赤影
日本の漫画、テレビドラマ
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『仮面の忍者 赤影』(かめんのにんじゃ あかかげ)は、横山光輝作の忍者漫画、およびそれを映像化した特撮テレビドラマ・テレビアニメ作品・劇場映画。
| 仮面の忍者 赤影 | |
|---|---|
| ジャンル | 忍者・時代劇 |
| 漫画 | |
| 作者 | 横山光輝 |
| 出版社 | |
| 掲載誌 | 週刊少年サンデー |
| レーベル | |
| 発表期間 | 1966年45号 - 1967年48号 |
| 巻数 |
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| その他 | 連載中に『飛騨の赤影』から改題 |
| 漫画:新・仮面の忍者 赤影 | |
| 作者 | 横山光輝 |
| 出版社 | 秋田書店 |
| レーベル |
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| 発表期間 | 1987年41号 - 1988年19号 |
| 巻数 |
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| その他 | 旧作第1部のリメイク |
| アニメ | |
| 原作 | 横山光輝 |
| シリーズディレクター | 石崎すすむ |
| シリーズ構成 | 菅良幸、井上敏樹 |
| 脚本 | 菅良幸、井上敏樹、照井啓司、渡辺麻実 |
| キャラクターデザイン | 金山明博 |
| 音楽 | 菊池俊輔 |
| アニメーション制作 | ライフワーク |
| 製作 | 東映動画、読売広告社 |
| 放送局 | 日本テレビ系 |
| 放送期間 | 1987年10月13日 - 1988年3月22日 |
| 話数 | 全23話 |
| その他 | 第18話は未放送 |
| ゲーム | |
| ゲームジャンル | 横スクロールアクション |
| 対応機種 | ファミコン |
| 開発元 | ショウエイシステム |
| 発売元 | 東映動画 |
| 音楽 | 知久光康 |
| プレイ人数 | 1人 |
| 発売日 | 1988年5月20日 |
| テンプレート - ノート | |
漫画版
仮面の忍者赤影(1966年の漫画)
『週刊少年サンデー』で1966年(昭和41年)45号から1967年(昭和42年)48号まで連載され、「赤影と青影の忍者2人」対「悪の忍者集団」との戦いが描かれた。全50話。
横山は、白土三平原作の映画『大忍術映画ワタリ』(1966年)のテレビドラマ化企画が頓挫した東映からこれに代わる企画を依頼され、当時連載していた『伊賀の影丸』の連載を終了し、本作品の連載を開始した[1][2]。
当初は『飛騨の赤影』というタイトルだったが、テレビドラマ版『仮面の忍者 赤影』の放送開始に併せ、番組スチールが初掲載された1967年5号より[2]同タイトルに改められた[3]。
以下の3部に分かれる[4]。
- 第一部 - 金目教の巻
- 第二部 - うつぼ忍群の巻
- 第三部 - 決戦うつぼ砦の巻
第一部ではテレビ版と共通した部分も多いが、第二部以降は全く異なる展開となっている[4]。
登場人物(漫画)
- 赤影
- 初登場時、木下藤吉郎に「みたところ まだ子ども」と言われており、少年忍者として描かれている。
- 仮面は目の部分に穴を開けた鉢巻状の布。特撮版のような特殊機能はない。複数所持しており、木に巻き付けて身代わりに使うこともある。
- 伸縮自在の髪の毛の束を所持しており、これを周囲に張り巡らせることで敵の動きを探れる他、敵を締め上げる忍法「みだれ髪」にも使える。また、足元の水溜まりから水泡を立ち上らせた後に姿を消す「水花仙(みずかせん)」や、全身から炎を発する「飛騨 火炎陣」という忍法も使う。
- 青影
- 赤影に対し弟分として描かれている。赤影とはタメ口で話す。眠る時は大きないびきをかくらしい。
- それなりの忍術の使い手として描かれている。敵の影の中に隠れる「影かくし」の他、含み針や畳返しを使う。また、甚内の毒に侵された赤影を治療した。
- 竹中 半兵衛 重治
- 藤吉郎の軍師。赤影たち飛騨忍は彼の命令で動いている。
第1部の登場人物
- 幻妖斎
- 金目教の祈祷師にして霞谷七人衆の指揮官。義治の依頼で江南にて金目教を立ち上げ、教徒の百姓たちを扇動して織田氏との闘いに駆り出そうとする。
- 催眠術を使って金目像が動いていると思わせたり、縄を使って動かした岩で不信心な者を圧殺することで仏罰を演出するなどして教徒たちの信仰心を高めていた。
- 七人衆が全滅したころ、戦乱から田畑を守るべく信長を討つべしと百姓たちを煽るが、タネを見破った赤影によって金目像に襲われる幻術を見せられ、その様を見た百姓たちに金目教がインチキだとバレた上、像を爆破される。逃走を図るも赤影が投げた鎖分銅で絡め取られ、最期は谷底の急流へ身を投げた。
- 霞谷七人衆
- 一部のメンバーが特撮版と異なる。
- 鬼念坊
- 衣服の下に鉄の防具を装着しており、物理攻撃はもちろん炎の中でも平気。火薬の扱いに長けており、敵の周囲に複数の火柱を起こす「火の輪しばり」を使う。火薬が湿気る上に溺死の恐れがある水辺が苦手。
- 青影に人質にされるが、その防御力を活かして返り討ちにし逆に人質にする。救助に来た赤影を迎え撃とうとするも逃げられる。土蜘蛛が倒された後、赤影に決戦を挑むも川へ突き落されて水中戦に持ち込まれる。防具の重みで浮き上がれず、赤影を道連れにしようとするも叶わず溺死。
- ガマ法師
- 特撮版同様に巨大ガマガエルや無数のガマガエルを操る他、短刀を手にしての水中戦を得意とする。
- 一貫が赤影につけた匂いをガマに追わせて襲わせるが、罠の竹槍で滅多刺しにされた大ガマは死亡。悪童子を倒した赤影に水中戦を挑むも、みだれ髪で動きを封じられ、覆面で絞殺された。
- 傀儡 甚内
- 作中では青影に変装しており、素顔は不明。背中に古い刀傷がある。
- 傀儡を操って敵を攻撃させる他、岩や木に同化して姿を隠す。
- ガマ法師を倒した赤影に接近するが、いびきをかかなかったために正体を見破られる。赤影に遅効性の毒手裏剣を打ち込むも、髪が絡まってきた際に戸惑ったことで本体を見破られると逃走。木に姿を隠すが、その木へ落ちた雷に巻き込まれ死亡。
- 悪童子
- 大きな凧で飛ぶのは特撮版と同じだが、武器は弓矢となっている。
- 一番手として赤影に挑むも、火薬仕込みの短刀を凧に投げつけられたことで撤収に追いやられる。大凧に乗って青影を助けに来た赤影に再戦を挑み、凧を火矢で燃やすも二人には逃げられ、赤影の凧がぶつかってきたことで墜落し焼死。
- 朧 一貫
- 隠密行動の達人。
- 赤影の髪の糸によって動きを見破られ、みだれ髪で捕まる。青影の読心術にかけられそうになったため赤影を騙して逃げようとするも失敗。最期は歯に仕込んだ毒で自殺し、その際に赤影に特殊な匂いをつけてガマ法師への援護とした。
土蜘蛛 ()- 地中行動を得意とする忍者。伸縮自在の槍が武器。
- 甚内が敗れた後、商人に化けて怪我人=赤影の情報を聞き込んでいた。追ってきた青影と交戦し、火を放たれ地上に飛び出したところを倒される。しかし狼煙を上げることで鬼念坊や典膳に青影の居場所を知らせた。
夢堂 典膳 ()- 盲目の剣豪。聴覚と嗅覚が優れており、幻術の類いは通じない。しかし水中の様子までは探れない。
- 刀につけた水を滴らせ、そこから発する水気を使って分身を生み出す「おぼろ分身」を使う。
- 鬼念坊を倒した赤影に敵討ちを挑むが、川の中へ逃げられる。その後金目像を破壊しようとする赤影に再挑戦するも、匂いを発する筒と鈴の音で嗅覚と聴覚を封じられ、倒された。
- 六角 義治
- 浅井氏・朝倉氏と同盟を結んで織田信長を倒し、天下統一を目論む。そのために死を恐れぬ軍勢を求めており、金目教を利用して百姓たちを戦いに駆り出そうとした。
- 金目教が潰された後、信長に討ち取られた。
第2・3部の登場人物
- うつぼ忍群
- 人里離れた山奥を根城とする忍者集団。冷酷であり、里に立ち入る者は依頼人であっても殺し、任務を果たすためには仲間の死もいとわない。その獰猛さと執念深さが「うつぼ」にたとえられた。
- 第2部では、とある大名から秀吉の軍勢の内部かく乱と飛騨忍たちの抹殺を依頼され、長浜城へ潜入する。
- 第3部では、第2部での失敗が原因で評判を落としており、飛騨忍を殲滅することで汚名返上を狙う。しかし道軒の死によって敗走した。
- むささび 道軒
- うつぼ忍群の頭領。
- 第3部では飛騨忍の里を襲撃して居座る。残党を追って撃滅するが、その隙に赤影たちに里を奪還され、里の罠で手勢は次々と倒れ、自身は赤影との一騎打ちとなる。途中で退却を試み、罠を跳んでかわすが、着地した先にあった竹槍を仕込んだ落とし穴にはまって死亡。
不知火 典膳 ()- 第2部に登場。うつぼ忍群の行動隊長的存在。刀をブーメランのように投げる「大車輪」を得意とする他、無数の火の玉で敵をかく乱する。
- 金剛丸と赤影たちが戦っている間に城内に火薬を設置して回っており、出くわした青影と交戦。火薬が爆発すると一時撤退を図るが青影に尾行されると同時に狼煙で居場所をばらされ、駆け付けた赤影に応戦。凧に乗って現れた白影の網と赤影の縄で拘束されると、舌を噛み切って自害した。
烏 左近 ()- 第2部に登場。変装の達人であり、カラスの群れを操る。幻十曰く「気はみじかくて そそっかしい」。
- 唾を吐いてきた黒影を斬り付け、彼に成りすまして長浜城へ潜り込む。警護の配置を花火で仲間に報せるが、その際に黒影の印籠を落としたことで紅影に正体を見破られる。城の外で紅影と戦い、全身を焼かれてなお紅影を刀で刺すが、頸を折られて相討ちとなる。
不動 金剛丸 ()- 第2部に登場。全身に包帯を巻いた忍者。その包帯を飛ばして敵を締め上げる「不動 金しばり」の術を得意とする。
- 黒影を捕らえた他、左近の死後は長浜城へ潜入し、武器庫を爆破しようとする。しかし赤影と白影に阻まれ、不動 金しばりで締め上げた赤影を殺そうとするも、飛騨 火炎陣で返り討ちにされ焼死。
猫目の甚内 ()- 第2部に登場。猫目の忍者。跳躍力と視覚が優れている。くない・手裏剣・刀を武器としており、野盗集団を単騎で殲滅するほどの実力者。
- 左近の死後、戦況を見守っていた青影と交戦。彼に重傷を負わせるが、含み針で目を刺されたところを倒された。
山彦の幻十 ()- 第2部に登場。白髪の老忍者。鎖鎌の扱いに長けており、黒い紙吹雪の目くらましで鎖分銅の軌道を見誤らせる。
- 左近の死後に長浜城へ潜入し、赤影と交戦。頭上が死角であることを見破られ、木の上から赤影が投げた木の棒が鎖に絡まったところを切り伏せられた。
つむじの正源 ()- 第3部に登場。刀や手裏剣を武器とし、大量の砂を巻き上げて敵の視界を遮る忍法「砂つむじ」を使う。
- 飛騨の里へ走る赤影を襲い、砂つむじで挑むも一度は失敗に終わる。再度砂つむじを使うが、赤影によって砂に火薬を混ぜられており、投げ込まれた爆弾の爆炎が火薬に引火し焼死。
- (名称不明の忍者)
- 第3部に登場。特殊な黒布を使って敵を締め上げる。この布は水を吸って大きくなり、水流を利用して動かせる。
- 正源の死後、川に入った赤影を襲うが、青影が川をせき止め水が涸れたことで失敗。その後土鬼に赤影たちを沼へ誘導させ、布で2人を締め殺そうとするが、沼に油をまかれた上に火を放たれて焼死。
土鬼 ()- 第3部に登場。強力な幻術使い。土に埋まることで自身の分身を生み出し、情報収集などを行わせる。
- 赤影と青影を幻惑しつつ下忍たちをけしかけるも返り討ちにされる。布の忍者に頼まれ、分身を使って沼へ赤影たちを誘い出すが、本体が山犬に襲われ、爆弾などで応戦するも死亡。
花巻 ()- 第2部に登場。とある大名に仕える武士。道軒に主君からの手紙を手渡すが、直後に毒殺される。
- 白影
- 長浜城を警護する飛騨忍の1人。
黒影 ()- 第2部に登場。長浜城の南側を警護していた飛騨忍。どんなかすかな音でも聞き分けられる。
- 金剛丸と交戦するも捕らわれ、左近に斬られてなお長浜城へ帰ろうとするが幻十に殺される。
紅影 ()- 第2部に登場。長浜城を警護する飛騨忍の1人。分身の術と口からの火炎放射を使い、炎の渦を起こす「火炎陣」を得意とする。
- 黒影の印籠が花火の傍に落ちていたこと、落とした音に黒影が気付かないはずがないことから、偽者であることを見破る。城の外まで左近を追撃するが、幻十の鎖で縛られ、典膳が投げた刀で自身の刀を折られ、左近に刺されて致命傷を負う。最期の力を振り絞って左近の頸を折り、相討ちに持ち込んだ。
ゴン次 ()- 第3部に登場。飛騨忍の1人。飛騨忍の里が襲撃に遭ったことを赤影に知らせた。
新・仮面の忍者赤影(1987年)
後述のテレビアニメ化にあわせて、1987年(昭和62年)より週刊少年チャンピオンで連載。赤影は少年〜青年風で旧作を踏襲。白影は中年風でアニメ版の描写に近い。青影は少年だが、女形として女性に変装して活動する忍者として養成されたという設定になっており、そのため女言葉で喋る。
金目教・甲賀幻妖斉が一向一揆や武田信玄と共闘したり、赤影が織田信長を支持する理由が本人の口からはっきりと述べられており、史実との連携が考慮されているのが特長。作中の武田信玄の描写に関しては、直前に横山光輝は新田次郎の小説の『武田信玄』の漫画化を手がけており、その影響が見られる。また甲賀忍者の中には中国の武将風のキャラクターデザインの者もおり、『三国志』や『項羽と劉邦』の影響も見られる。作中での主な舞台は旧作の江南から木曽山中に変更されている。
アニメの終了にあわせて、打ち切り気味に(金目教団との決着があっさりつき、幻妖斉ら一部の敵の末路が明確に描写されないまま)、連載が終了した。
登場人物(新)
- 赤影 / 赤垣 源之助
- 金目教探索の任に当たり、父から頭領の座と、その証である仮面を受け継いだ青年忍者。分身の術(に見せかける催眠術)で敵を幻惑、その隙に相手の影に潜んで接近する戦法を得意とする。元は戦乱の巻き添えで父母を殺された農民の子であった。
- 青影
- 女形として訓練を受けた少年忍者。槍頭と鎖分銅を内蔵した仕込み杖を使う。敵にわざと槍を弾き飛ばさせておき、鎖を引いて真上から脳天を突き刺す戦法が得意。また、巨大コウモリ型の南蛮凧(ハンググライダー)を持つ。
- 白影
- 大柄でやや年配の忍者。作中前半では他2名とは違い、修験者の姿で行動していたが、後半では山吹が着ていた偽赤影の衣装を着ている。青影の仕込み杖同様に槍頭を内蔵した錫杖を持つ。偵察用の大凧には、墜落した場合に備えて落下傘への変形機能がある(レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた絵図面を元に製作)。
- 甲賀幻妖斉
- 甲賀忍群の頭領。金目教で扇動した一向一揆と、自ら取り入った武田信玄(労咳で先が長くないため、死後に替え玉を立てて武田軍団を支配する計画)の両面作戦で天下取りの野望に燃える。右目を覆う眼帯の下には金色の目があり、見た者に強力な催眠をかける。
- かげろう霞丸
- 赤影達の進撃に手を焼いた幻妖斉が、伊勢長島での任務から呼び戻した幻術の達人。
- 山吹
- 女忍者。赤影に化けて他2名を誘い出そうとしたが、仮面の宝石の違いから見破られる。その後命を助けられた礼として赤影に甲賀忍群の情報をもたらした。
- 朧一貫
- 樹皮状の衣服で樹木に擬態するナナフシの術を使う忍者。情報収集のため催眠術をかけようとした青影に逆に催眠術をかけ、赤影の命を狙わせた。
- 蜘蛛の長七郎
- 細い紐の束で敵を捕縛する術が得意な長髪の忍者。彼を倒したのち、赤影は着物と髪を奪って彼に化け(さすがに顔は変えられないので、泥で汚して誤魔化した)、敵に捕らわれた白影救出に向かった。
- 不死身の甚内
- もみあげ以外の頭髪がほぼ皆無な中年忍者。切っても突いても死なないため、倒されたふりで敵の能力を見定めたり、敵に組みついて自分ごと仲間に攻撃させたりする戦術を使う。
- おろち丸
- 笛の音で巨大な蛇を操る忍者。笛を奪われ倒されたことで、大蛇は一転、影一族の頼もしい戦力と化した。
- 岩鉄
- 全身を中国風の鎧で固めた、身長3メートルを越えようかというほどの超巨漢忍者。一揆衆に化けて潜入した白影を子供のように抱き上げ、両親指で肋骨をへし折った。
- 火走りの弥兵衛
- 左顔面に火傷痕とおぼしき痣のある禿頭の中年忍者。広範囲を焼け野原と化す火術の使い手。赤影を絶体絶命の危機に追い込むも、自分用の逃げ道の存在に気づかれ、逃げられてしまう。
仮面の忍者 赤影 Remains(2012年)
『プレイコミック』で2012年(平成24年)7月号から連載され、秋田書店から単行本全4巻が刊行された。 作画は神崎将臣。
テレビドラマ版
- 『仮面の忍者 赤影』(1967年 - 1968年)
- →詳細は「仮面の忍者 赤影 (1967年のテレビドラマ)」を参照
- 『仮面の忍者 赤影』(2025年 - 2026年)
- →詳細は「仮面の忍者 赤影 (2025年のテレビドラマ)」を参照
月曜ドラマランド版(1985年)
フジテレビの『月曜ドラマランド』枠で単発ドラマ化された[3]。放映日は1985年(昭和60年)8月26日[5][3]、放送時間は19時30分~20時54分[5]。制作はテレパック[3]。
出演者はジャパンアクションクラブ(JAC)が中心となった[3]。赤影役は黒崎輝、青影は「少年忍者」ならぬ「中年忍者」として高田純次が務め、白影が登場しない代わりに紅影、百影、花影というオリジナルくノ一が登場。
キャスト(月曜ドラマランド)
- 赤影 - 黒崎輝
- 舞姫 - 志穂美悦子
- 青影 - 高田純次
- 霞の三次 - 萩原流行
- 竹中半兵衛 - 栗原敏
- おぼろ - 田中澄子
- 紅影 - 青木ルースりさ
- 百影 - 加納美和
- 花影 - 森田美樹
- 不知火典膳 - 小松政夫
- お鷹 - 塩沢とき
- 侍・坂本 - 岡本美登
- ガマ法師 - 庄司浩和
- 猿若 - 小山みゆき
- 青影Jr.1号 - 伊野口和也(JACブラザーズ)
- 青影Jr.2号 - 砂川真吾(JACブラザーズ)
- 青影Jr.3号 - 真矢武(JACブラザーズ)
- 六角義治 - 亀石征一郎
- 鬼念坊 - サンダー杉山
- 織田信長 - 名和宏
- よもぎの介・助左衛門 - ぼんと正月
- 宣教師 - レオ・メンゲッティ
- 玄卓 - 関時男
- 向井 - 益田哲夫
- 山岡 - 鈴木玄秀
- 近松 - 崎津隆介
- 旅人 - 酒井努
- 侍女あかね - 土屋直子
- 侍女みどり - 鈴木美穂
- 白竜斎 - 犬塚弘
- つむじ風の源次 - 真田広之
主題歌(月曜ドラマランド)
- エンディングテーマ -「半歩ゆずってGO-INに!」
- 歌 - 黒崎輝 / 作詞 - SHOW / 作曲 - 小杉保夫 / 編曲 - 鷺巣詩郎
- 挿入歌 - 「ドラゴンロードに花吹雪」
- 歌 - JACブラザーズ / 作詞 - 谷穂ちろる / 作曲・編曲 - 後藤次利
- 黒崎主演の『巨獣特捜ジャスピオン』第8話、JACブラザーズがゲスト出演した第27話でも使われた。
スタッフ(月曜ドラマランド)
参照:[5]
- 原作:横山光輝
- 企画:久保田榮一
- 脚本:奥津啓治
- 音楽:佐々永治
- プロデューサー:石川泰平、宅間秋史、大黒章弘、福本義人、若松節朗、石田義一
- 演出:福本義人
- 協力:サニー千葉エンタープライズ、ジャパン・アクション・クラブ
- 技術:佐々木俊幸
- 撮影:木村祐一郎
- 照明:菊池護
- デザイン:深井保夫
- 制作:フジテレビ、テレパック
映画
- 飛びだす冒険映画 赤影(1969年)
- 1967年テレビ版の劇場版。
- 海外長編版
- 1967年テレビ版の海外上映版。
- →詳細は「仮面の忍者 赤影 (1967年のテレビドラマ) § 海外長編版」を参照
- RED SHADOW 赤影(2001年)
- 2001年(平成13年)8月11日公開[6]、主演は安藤政信。原作漫画ともテレビ実写版ともほとんど関連のないオリジナルな内容。
- →詳細は「RED SHADOW 赤影」を参照
アニメ版(1987年)
1987年(昭和62年)10月13日から1988年(昭和63年)3月22日まで、[7]東映動画[注釈 1]制作、日本テレビ系列で全22話(+1話未放送)が放送された。
放送開始に合わせ、『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)にて原作者の横山自身による新作漫画『新・仮面の忍者 赤影』が連載された。
1967年放送のテレビドラマ版を全話手がけた伊上勝の息子である井上敏樹が脚本に加わっており、親子2代で同シリーズに携わることとなった。
井上はタイトルにある『仮面の忍者』に理由を付けたいと考え、赤影に「素顔は塾の先生だが仮面を付けると忍者になる」という独自設定を加えた。この改変を知った伊上は「こんなものは赤影ではない」と酷評し、それを聞いた井上から赤影が仮面を付ける理由を問われると「赤影だからだ」と返した。後年、井上は「赤影は助けるべき人々との関係性を遮断するために仮面をつけている」と理解したと語っている[8]。
キャスト(アニメ)
- 赤影 / 赤垣 源之介(声 - 古川登志夫)
- 頭領を除けば、影一族のリーダーでさまざまな忍術を使うが、普段は寺子屋・明世寺で戦災孤児に読み書きを教えたり面倒を見ている[9]。素性を隠すためにわざと無能を装っている。
- 青影(声 - 野沢雅子[注釈 2])
- 本名は小太郎。影一族の頭領のところにいたが、青影の名を与えられ、明世寺に行ってからは、赤影を補佐する。普段は明世寺で雑用をこなしている。戦いでは富蔵の武器も随所で使う。なお、富蔵はからくり職人、情報屋、武器屋として活躍し、堺の店舗「唐国屋」の主でもあるため、この店舗を集合場所として赤影たちに提供している。
- 白影(声 - 玄田哲章)
- 第14話までは常に金目教の動向を探っており、富蔵や青影に情報を提供する。刀、凧(移動手段)、錫杖も使い、素手でも戦える。必要に応じて赤影に協力する。
- 幻妖斎(声 - 大塚周夫)
- 金目教の教祖。甲賀忍者でもあり、忍術で金目教の奇跡を演出するほか、配下を次々と差し向ける。野心家で巨大メカや権力者の身内を使い、天下を掴もうとも企んでいる。金目像を破壊された後、幻魔城を出現させ、これを本拠地とする。二刀流の剣術「千剣乱舞」の使い手でもある。
- 金目教編(第1 - 14話)の配下などは小六、一剣、蝦蟇法師、千年蝦蟇、藤十郎、鬼念坊、大蜘蛛、甚内、大蛇丸、白蛇、阿修羅三兄弟、岩鉄、鷲丸、大鷲、魚忍者、金目像
- 幻魔城編(第15 - 23話)の配下などは魔童子、ペドロ、闇天竺、夜叉王、チェスの巨大駒、雷神砲、眼龍、同調教師、猿忍者
- 霞丸(声 - 塩沢兼人)
- 上月家出身。胡蝶剣の使い手で横笛をたしなんでいる。両親と妹を織田信長に殺されたため、幻妖斎に拾われて客分となった。第14話以降では邪鬼と共に各地を歩き、第19話で邪鬼と共に呼び戻された時、幻妖斎に妖刀「龍幻」を与えられる。この刀で赤影を崖から落とした。第21話で千姫をさらった後、千姫を警護するうちに心を通わせ、第23話で千姫を邪鬼に預けて逃がし、幻妖斎と戦うが敗北。最後は「憎んでいたのは信長でなく、身内を守れなかった自分の弱さ」と言い残し、龍幻で己の腹部を貫いて自害した。
- 山吹(声 - 土井美加)
- 幻妖斎配下、一剣の娘。自身もくノ一で忍法花吹雪の使い手。凧で移動できる。霞丸を慕い、彼を案じている[9]。父が蝦蟇法師に殺された時、この真相を知ろうとしたため、幻妖斎に捨て駒とされた。赤影に助けられたため、赤影たちに協力する。第14話で赤影たちと金目像を破壊するが、幻妖斎に撃たれて死亡する。なお、第15話以降では繭姫が赤影たちに加わり、彼女の後釜のような役目を果たす。
- 織田信長(声 - 戸谷公次)
- 戦国大名で銃を堺から運んだり、堺の会合衆に軍資金の調達を頼んだりしている。第6話では赤影に部下の柳生を助けてもらい、大蛇丸の一件で赤影たちを信用するようになる。第21話では娘の千姫が霞丸にさらわれ、安土城が狙われたため、赤影に千姫の救出を頼む。
- 邪鬼(声 - 屋良有作)
- 幻妖斎配下。岩場で岩を降らせられる。体を斬られてミイラになっても、水分さえあれば復活できる。女性に甘く、山吹に好意を持っているが、あしらわれている。第23話では千姫を守るために寝返ってペドロを斬り、千姫、戦災孤児、繭姫を連れて幻魔城を脱出した。
- あかね(声 - 皆口裕子)
- 小六の火の玉で家と祖父を失ったため、青影の案内で弟の正太と一緒に明世寺へ行き、他の戦災孤児と生活するようになる。かえでと同様面倒見が良く、しっかり者。
- かえで(声 - 渡辺菜生子)
- 赤影同様、明世寺で戦災孤児の面倒を見ている。自身も戦災孤児であり、戦争を嫌っている。赤影に好意を持っており、実は赤影が赤垣であることを知っている数少ない人物。
- 無元和尚(声 - 宮内幸平)
- 明世寺の住職をしており、赤影やかえでと一緒に戦災孤児を寺で預かっている。かえでと同様、赤影が赤垣であることを知っている。正体は影一族の頭領でもあり、第23話では幻魔城で白影たちのピンチを救った。
ゲストキャラクター
スタッフ(アニメ)
- 企画:嶋村一夫(読売広告社)
- 原作:横山光輝
- プロデューサー:七條敬三(東映動画)、木村京太郎(読売広告社)、武井英彦(NTV)
- チーフディレクター:石崎すすむ
- シリーズ構成:菅良幸、井上敏樹
- 美術監督:宮野隆
- キャラクターデザイン:金山明博
- 音楽:菊池俊輔
- 制作担当:神田豊(ライフワーク)、鈴木淑仁(読売広告社)、伊藤響(NTV)
- 撮影監督:古林一太、沖野雅英
- 編集:西山茂
- タイトル:マキ・プロ
- 制作デスク:豊住政弘
- 制作デスク補:安部正次郎
- 音響監督:田中英行
- 整音:佐藤千明
- 効果:新井秀徳(フィズサウンドクリエイション)
- 製作協力:ライフワーク
- 録音スタジオ:タバック
- 現像所:東映化学
- 製作:東映動画、読売広告社
主題歌(アニメ)
各話リスト
- オープニングナレーション(声 - 玄田哲章)
- 「野望渦巻く、戦乱の世にあって、自由と平和を守るために、敢然と悪に立ち向かう、仮面をつけた忍者がいた!!」
話 放送日 サブタイトル 脚本 コンテ 演出 作画監督 1 1987年
10月13日赤影と山ザル小太郎 菅良幸 石崎すすむ 金山明博 2 10月20日 怪奇! ガマ法師 井上敏樹 勝間田具治 杉島邦久 進藤満尾 3 10月27日 狙われた黄金五十万両 菅良幸 小鹿英吉 渡辺浩 4 11月3日 守れ!! 霧の南蛮船 照井啓司 新田義方 進藤満尾 5 11月10日 危機一髪! 忍法花ふぶき 渡辺麻実 栗屋義之 福留政彦 金山明博 6 11月17日 恐るべし!! 必殺胡蝶の剣 井上敏樹 杉島邦久 谷口守泰 7 11月24日 危うしやまぶき! 謎の大グモ 照井啓司 小鹿英吉 進藤満尾 8 12月1日 激突!! 赤影VS赤影 新田義方 岡迫亘弘 9 12月8日 恐怖のおろち丸!! 菅良幸 栗屋義之 福留政彦 進藤満尾 10 12月15日 はしれ赤影!! 信長との賭け 米谷良知 杉島邦久 金山明博 11 12月22日 せまる!! 忍法阿修羅地獄 渡辺麻実 小鹿英吉 谷口守泰 12 1988年
1月12日でた〜っ!! 鋼鉄の忍者 菅良幸 栗屋義之 福留政彦 アベ正己 13 1月19日 決戦!! 魔境の大ワシ 照井啓司 米谷良知 進藤満尾 14 1月26日 怒りの大魔像・やまぶき死す!! 井上敏樹 杉島邦久 岡迫亘弘 15 2月2日 幻魔城からの使者・魔童子 菅良幸 新田義方 金山明博 16 2月9日 闇におどるガイコツのワナ!! 井上敏樹 小鹿英吉 進藤満尾 17 2月16日 死を呼ぶ異次元の怪奇!! 照井啓司 栗屋義之 福留政彦 谷口守泰 18 未放送[注釈 3] 恐怖のチェス・ゲーム!! 菅良幸 米谷良知 進藤満尾 19 2月23日 霞丸と妖刀龍幻!! 井上敏樹 杉島邦久 岡迫亘弘 20 3月1日 秘宝発見!! 赤影VS夜叉王 菅良幸 新田義方 金山明博 21 3月8日 雷神砲炸裂!! いざ幻魔城へ 小鹿英吉 進藤満尾 22 3月15日 対決!! 赤影VS魔童子 井上敏樹 竹之内和久 福留政彦 谷口守泰 23 3月22日 さらば赤影!! 炎の大幻魔城 石崎すすむ 金山明博
放送局
※放送日時は個別に出典が提示されているものを除き1988年2月中旬 - 3月上旬時点、放送系列は放送当時のものとする[11]。
| 放送地域 | 放送局 | 放送日時 | 放送系列 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 関東広域圏 | 日本テレビ | 火曜 19:00 - 19:30 | 日本テレビ系列 | 制作局 |
| 北海道 | 札幌テレビ[12] | |||
| 青森県 | 青森放送 | 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 | ||
| 宮城県 | ミヤギテレビ | 日本テレビ系列 | ||
| 秋田県 | 秋田放送 | |||
| 山形県 | 山形放送 | 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 | ||
| 福島県 | 福島中央テレビ | 日本テレビ系列 | ||
| 山梨県 | 山梨放送 | |||
| 新潟県 | テレビ新潟 | |||
| 静岡県 | 静岡第一テレビ | |||
| 富山県 | 北日本放送[13] | |||
| 中京広域圏 | 中京テレビ | |||
| 近畿広域圏 | 読売テレビ | |||
| 鳥取県・島根県 | 日本海テレビ | |||
| 広島県 | 広島テレビ | |||
| 香川県・岡山県 | 西日本放送 | |||
| 愛媛県 | 南海放送 | |||
| 福岡県 | 福岡放送 | |||
| 熊本県 | 熊本県民テレビ | |||
| 福井県 | 福井放送 | 木曜 17:30 - 18:00 | 本来の時間帯は『ドラえもん』(テレビ朝日系列)を遅れネット。 | |
| 鹿児島県 | 鹿児島テレビ | 日曜 7:30 - 8:00 | 日本テレビ系列 フジテレビ系列 |