きみは四葉のクローバー

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きみは四葉のクローバー
ジャンル ラブサスペンス
SFタイムリープ
漫画
作者 こうし
出版社 秋田書店
掲載誌 週刊少年チャンピオン
レーベル 少年チャンピオン・コミックス
発表号 2024年33号 -
発表期間 2024年7月18日 -
巻数 既刊8巻(2026年3月6日現在)
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

きみは四葉のクローバー』(きみはよつばのクローバー)は、こうしによる日本漫画作品。『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)で、2024年3号から連載中[1]

勉強もスポーツも優秀で多くの友達を持つ小学生の少年、宇一は、動物を亡くして悲しむ幼馴染のよつはへ獣医になることを約束する。よつはが転校してもその夢を追い続けていた宇一であったが、高校2年生に成長した彼は学校でのいじめと家庭崩壊によって自殺寸前にまで追い詰められていた。

しかしある日突然、よつはが自室の窓から現れた。当時と変わらない暖かさと優しさで抱きしめてくれるよつはに、宇一は自殺を踏みとどまる。一方、よつははその笑顔の裏に宇一の家族やクラスメイトたちに対して強い憎悪を秘めており、宇一を待つ残酷な運命を殺すための戦いに身を投じる。

登場人物

主要人物

よつは
演 - 冨里奈央(乃木坂46)[2]
高校2年生。児童養護施設で育ち、家族も友達もいない孤独な日々を過ごしていたところを宇一に救われた[3][4]
常に笑顔を絶やさぬ無邪気で明るい性格を演じているが、その胸の内には宇一が迎える未来への深い悲しみと、それを招いた周囲への強い憎悪を抱いている[5][6]
所持している腕時計はつまみを回すことで「前日の20時15分」へ時間を巻き戻す力を持ち、よつははこれを使って約半年後の「宇一が自殺してしまった未来」からやってきたが[7]、宇一が死ぬ未来を回避するために時間を巻き戻すことを繰り返すうちに腕時計は老朽化し、宇一の家族が修羅場となった日に機能を停止した[8]
宇津 宇一(うつ ういち)
演 - 八神慶仁郎[2]
高校2年生。小学生のころは勉強・スポーツともに優秀な成績かつ明るい性格で友達も多かったが、中学からいじめの対象となった上に家庭崩壊の影響で見る影もなく暗い性格となってしまう[5][9]。初恋の少女、よつはとの約束である獣医になるために勉強は常に1位の成績を取っているが、心身ともに追い詰められる絶望の日々を過ごしていた[5]
よつはとの再会と彼女の行動により、生きることへの希望と本来の勇気を取り戻していく[10][11]
幼少の頃から抱いていたよつはへの恋心は絶望の日々により消えかけていたが[12]、六花との一件の後に決意を固めてよつはに告白し、相思相愛の恋人同士となる[13]。さらにその後よつはの口から、自分が自殺する運命を変えるために未来からやってきたこと・その黒幕を倒すため戦い続けていたことを聞き、よつはと共に黒幕と戦うことを誓う[14]
ふーちゃん
よつは、宇一と小学生時代を共に過ごした親友[15]。私立の全寮制中学校に進学したため、宇一の現状についてはよつはに聞くまで知らなかった[16]
卓越したハッキング技術を持ち、よつはの頼みでクローバーの正体探しに協力する[16]

クラスメイト

八重 大和(やえ やまと)
よつは、宇一の幼馴染の男子[17]
宇一の友人を装っているが、その本性はよつはを自分の運命の相手だと思い込み、自分のものにするために宇一を陥れて自殺を誘導していた高校におけるいじめの主犯[9]
七海 直(ななみ なお)
思ったことをすぐ口に出す口が悪く気が強い男子生徒[18]。いじめの渦中にあって気が弱かった宇一にとっては恐怖の対象だったが、宇一が夢に向かって困難な道を歩んでいることを知って宇一に一目置くようになる[19]
咲村 さつき(さきむら さつき)
女子から多大な人望を集める女子生徒。周囲からはイケメンと呼ばれるクールな性格であるが、実際はアニメやVが大好きなオタクであり、隠れて推しの生配信を見ることを日課としている[3]
よつはとお互いの推しへの想いを共有したことから友人となり、宇一のいじめ解決に向けて協力する[3]
里川 六花(りかわ りっか)
宇一、瑛人と同じ中学出身の女子生徒[20]。さつきに並んで多くの生徒から支持を集めている[21]
自分の恵まれた容姿・才能から周囲の人間を見下しており、巧みな話術と演技力によって気に入らない人間を次々と陥れている。自分の嘘告白を真正面から断った宇一を絶望に叩き落すべく、八重の工作に密かに加担していた[22]
しかし本心では何事も楽に過ごせる人生に退屈しており、やがて困難や苦痛を望み、それに興奮を覚える性癖を持つようになっていた。よつはを助けに現れた宇一から拒絶の目で睨まれたことでそのことを自覚し、よつはの言いなりの手駒として働くことを誓った[23][24]
霜月 伸也(しもつき しんや)
学年2位の成績の男子生徒[25]。影が薄いことがコンプレックスで、宇一を排除することで学年1位となって周りに認知してもらおうとしていたが、宇一の優しさに触れたことで改心する[25]
山本(やまもと)
宇一のいじめに加担していた男子生徒[26]
八重の悪事が全て明るみになった後、宇一に対してばつが悪そうに謝罪の言葉を述べる[15]。後に宇一が将来の夢に向かって努力していることを知ったことで宇一への認識を改め、本心から友達になりたいと告げる[20]

宇一の家族

宇津 美代子[27]
演 - 鄭亜美[2]
宇一の母。娘の詩子が引きこもったことで学校に詩子について相談するにつれて心を病んでいき、家庭に無関心な夫に反して本気で心配してくれる宇一に依存し、リストカットで気を惹くようになる[28][27]
宇津 詩子(うつ うたこ)
演 - 朝日小晴[2]
宇一の姉。20歳[29]。自室に引きこもってゲームをし続ける自堕落な生活をしている[30]。元々怠惰な性格だったが、クローバーの甘言と誘導によって怠ける自分を肯定して「頑張る才能なく産んだ親が悪い」と逆恨みするようになった[30]
宇一の父
演 - 森下亮[2]
自分のことをいい父親だと自認しているが、崩壊した家庭の異常な光景にも違和感を抱かず、口先の綺麗ごとだけを並べて家族の問題に向き合おうとしていない[27]

よつはの家族

よつはの母
柔らかな物腰で、他者を圧倒して魅了する容姿の美女[4]
宇一と離れ、新しい児童養護施設でいじめられていたよつはの前に突然現れて家族に迎え入れる[4]。第一印象は優しく美しい人物であるがその本性は残忍かつ冷酷で、他人が怯え苦しむ表情を見ることに喜びと愉悦を覚える悪魔のような人間[31]
よつはの中学一年生の冬、車の事故で死亡したとみつはの口から伝えられる[32]
みつは
よつはの6歳年上の兄。無表情で感情を見せない人物。母親の死後、よつはの保護者となる[32]
よつはから時間を巻き戻せる力を打ち明けられ、宇一を救うための協力を求められた際、その過程で誰も殺さないことを条件によつはの願いに応じる[33]

いじめの加害者

クローバー
八重や詩子などを言葉巧みに操り、宇一が自殺するよう導いていた黒幕[34][29]。宇一に対して尋常ならざる復讐心を持ち、6年もの前から用意周到に宇一を破滅させるための工作を行っている[35]
江藤 瑛人(えとう えいと)
宇一の中学時代の同級生。中学時代の宇一をいじめていた中心人物[36]
よつはと仲良くしていた宇一に嫉妬して暴行を働こうとした際、よつはの仕掛けた罠で電車に轢かれかけた上、一連の動画をネットに晒されたことによって過去のいじめや未成年飲酒などの悪事もネットで掘り起こされ社会的に破滅した[37]
礼堂 零(れいどう れい)
宇一の小・中学時代の同級生。内気で陰気な雰囲気の男子生徒。宇一は好意から彼をよく遊びに誘っていた[38]
中学進学後に瑛人へわざと因縁を吹っかけて、それを宇一に助けさせることでいじめの標的を宇一に変更させた[38]

書誌情報

脚注

外部リンク

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