ごみ箱 (GUI)

From Wikipedia, the free encyclopedia

GUIの「ごみ箱」のアイコン
*あくまで例です。「ごみ箱」アイコンの図柄は各GUI(Graphical User Interface)により異なります。

ごみ箱(ごみばこ、: trash)は、主にGUIデスクトップ上に配置される特殊なアイコンで、オペレーティングシステムデスクトップ環境ファイルマネージャの、「不要なファイルを即座に削除するのではなく一時的な退避場所に移動させておき、後に手動あるいは何らかのトリガで実際に削除を行うメカニズム」にアクセスするインタフェースである。

なお、英語ではWindowsのごみ箱は "Recycle bin" 、Macintoshのゴミ箱は "Trash Can" である。

ごみ箱が単なる削除と異なるのは、実際に削除されるまではファイルの削除を取りやめる事ができるという点である。これにより誤操作によるファイル消失を防ぐ事ができるほか、情報という目に見えないものを扱ったファイルを、実体を持った対象として認識させる心理的な作用も働く。また多くはファイルアイコンをドラッグ操作でごみ箱へと移動するため、操作概念が明確で誤りが起こりにくい。ただ、一方で「いらないファイルを削除するのにいちいちごみ箱へ移動するのは面倒だし、回収は二度手間」という考え方もあり、ショートカットが用意されている場合もある。

歴史

Macintoshの前身であるLisaのOffice System 1にはすでにその姿を見る事ができる。この時はまだ、一度に1セットのファイルしか収めることができず、ファイルを追加すると古い内容が自動的に削除されるようになっていた。Xerox Starの時点で概念的には存在していたらしいことから、デスクトップメタファーとごみ箱の発生はほぼ同時期と考えられる。ただこちらが実装されたのは1985年のViewpointからで、Lisaが何らかの影響を受けてごみ箱を導入したのかどうかはよく分からない。1991年にリリースされたSystem7では、「ゴミ箱を空に」オプションをクリックするまではファイルが削除されない仕様に改良された。1990年代には他の多くのデスクトップ環境にも、ごみ箱が現れた。

実装

その他

脚注

Related Articles

Wikiwand AI