さそり座AH星
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| さそり座AH星 AH Scorpii | ||
|---|---|---|
| 星座 | さそり座 | |
| 見かけの等級 (mv) | 6.7 - 9.5[1] | |
| 変光星型 | SRC[2][3] | |
| 位置 元期:J2000.0 | ||
| 赤経 (RA, α) | 17h 11m 17.0228220330s[4] | |
| 赤緯 (Dec, δ) | −32° 19′ 30.723257250″[4] | |
| 視線速度 (Rv) | -13.4 ± 2.4 km/s[4] | |
| 固有運動 (μ) | 赤経: -4.999 ミリ秒/年[4] 赤緯: -2.041 ミリ秒/年[4] | |
| 年周視差 (π) | 1.7338 ± 0.2216ミリ秒[4] (誤差12.8%) | |
| 距離 | 7,370 光年 (2,260 パーセク[5]) | |
| 物理的性質 | ||
| 半径 | 1,411 ± 124 R☉[6] | |
| スペクトル分類 | M5 Ia-Iab[7] | |
| 光度 | 3.31 ×105 L☉[6] | |
| 表面温度 | 3,682 ± 190 K[6] | |
| 色指数 (B-V) | 2.57[7] | |
| 他のカタログでの名称 | ||
| AN 223.1907, CD-32 12429, GSC 07365-00527, HD 155161, HIP 84071, IRC -30282, IRAS 17080-3215, 2MASS J17111702-3219308, RAFGL 1927, SAO 208506[4] | ||
| ■Template (■ノート ■解説) ■Project | ||
さそり座AH星は、リーヴィットがハーバード大学天文台の写真乾板の中から、変光星であることを発見した[8]。
さそり座AH星は、6.7等と9.5等の間を714日の周期で半規則的に変光しており、変光星としての分類はSRC型とされている[1][2]。変光星総合カタログでは、明るさの変化は8.1等から12.0等と記載されているが、これは写真等級による数値である[2][3]。SRC型は、準周期的に変光する赤色超巨星の脈動変光星が分類される階級で、さそり座AH星自身、スペクトル型はM5 Ia-Iabの赤色超巨星である[9][7]。さそり座の赤色超巨星としてはアンタレスが有名だが、スペクトル型の光度階級からアンタレスよりさそり座AH星の方が光度が大きいことがわかる[注 1]。ただ、さそり座AH星は、アンタレスより遠距離にあるため、アンタレスと異なり肉眼で観ることは出来ない。
名称
さそり座AH星に固有名はない。さそり座AH星という名称は、変光星の命名規則に従って付与されたもので、さそり座で62番目の変光星であることを示す。