ずいずいずっころばし

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ずいずいずっころばし」は、古くから日本に伝わる童謡わらべうた)。遊び歌として知られ、その遊戯をもいう[1]。「お茶壺道中」についての唄だと言われているほか、不純異性交遊を表す戯歌とする説もある[要出典]

かつて、NHKの『みんなのうた』でも放送された[2][3]

2006年平成18年)に文化庁日本PTA全国協議会が「日本の歌百選」に選定した[4]

日本和声改によって伴奏をつけたずいずいずっころばし
{\key c #`((0 . ,0) (1 . ,-1) (2 . ,0) (3 . ,0) (4 . ,0) (5 . ,0) (6 . ,0))
 \time 2/4  \tempo 4 = 160 \relative g' { a8. b16 deses8. deses16| b8 b16 b16 a8. a16| a8. b16 deses8. deses16| b4 r4|
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 b8 b8 b8 b8| b8 b8 cis8 cis8| b8 b8 a8 a8| b4 r4|
 b8. a16 b8. a16| b4 r4|
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 a8 b8 deses8 deses8| b4 deses8 b8| a2|
 b8 r4.| r8 b8 a8 a8| a8 a8 a8 a8| a8 b8 a8 a8| a8 a8 a8 a8| b4. a8| b4 r4 \bar "|."
 }
\addlyrics {
ず い ず い ずっ こ ろ ば し
ご ま み そ ずい
ちゃ つ ぼ に お わ れ て
とっ ぴん しゃん
ぬ け た ら ど ん ど こ しょ
た わ ら の ね ず み が
こ め くっ て ちゅう
ちゅ う ちゅ う ちゅう
おっ と さん が よ ん で も
おっ か さん が よ ん で も
い き いっ こ な ー ー し よ
い ど の ま わ り で
お ちゃ わ ん か い た の だ ー れ
 }
}

E陰調で始まり、B陽調にピボット転調し、E陰調に戻ってくる。


ずいずいずっころばし
ごまみそずい

茶壺に追われて
とっぴんしゃん

抜けたら、どんどこしょ

俵のねずみが
米食ってちゅう、
ちゅうちゅうちゅう

おっとさんがよんでも、
おっかさんがよんでも、
行きっこなしよ

井戸のまわりで、
お茶碗欠いたのだぁれ

意味

この歌詞の意味は、江戸幕府のお茶壺道中[5]と結びつけて解釈するのが伝統的な見解である。例えば、『胡麻味噌を摩っていると、お茶壺道中が来ると言うので、家の中に入って戸をピシャリと閉めて(=トッピンシャン)やり過ごす。そしてお茶壺道中が通り過ぎるとやっと一息つけたのである(=ぬけたらドンドコショ)。この騒ぎに、俵から米を取り出し、食べていた鼠が驚いてチュウと鳴いた、喉がかわいた子供達が井戸に集り、争って水を飲んだのでお茶碗を割ってしまった。』などと解釈する。他方、歌詞自体はナンセンス、支離滅裂であるなどとして、意味不明のところに意味を認めようとする説もあり、これも一つの通説として認識されている[6]

この童謡をお茶壷道中と結びつけるのは、「茶壷」という部分のみであるが、古いバージョンの歌詞には、これを「烏坊」として伝えるものがある。また、お茶壷道中は、江戸時代前期に制度化されたが、この童謡は、江戸時代の文献には記録されていない。お茶壷道中を離れた解釈としては、これに性的な意味を見出す視点があり、西沢爽の詳細な論証がある。しかし、「半信半疑か、触れられることが好まれないからか、一般には普及していない。」(若井勲夫)[7]とされる。この視点からは、「茶壷」が、女性器(つび)を意味する近世の隠語として用いられていること、その元の形である「烏坊」も、遊女を意味する隠語であることなどが指摘されている[8]

遊戯

各人が拳を軽く握って輪を作り、一人が「ずい・ずい・ずっころ・ばし」の歌のテンポに合わせて、順繰りに指を各人の輪に指し入れる。決めや、指遊びに使われる。

みんなのうた

NHKみんなのうた』の初登場は1962年12月で、宮川泰編曲し、ザ・ピーナッツが歌った[2]。その後1968年10月に、岩代浩一編曲・ボニー・ジャックス歌唱によりリメイク版が放送された[3]。双方とも再放送されていない。

楽譜集は、水星社版は第2巻[9]日本放送出版協会版は第8巻に、それぞれ収録されている。

カバー・引用等

脚注

関連項目

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