ずんだ餅
すりつぶした枝豆を餡に用いる餅菓子で、南東北、特に宮城県を中心にした地域の郷土料理、郷土菓子
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歴史
ずんだは江戸時代からあったが、甘味のあるずんだが確認できるのは砂糖が出回るようになった幕末からである。愛子(現在の仙台市青葉区愛子)の農家の食事の記録として、お盆にずんだ餅を食べたと記した史料がある[4]。枝豆の旬は夏であり、かつては夏の風習としてお盆に家族や親戚が集まりずんだを作った。その際、ずんだ餅は先祖に対する供物でもあった[4]。
1947年(昭和22年)、東北地方に昭和天皇の戦後巡幸があり、天皇の食事に各地の郷土食を反映させることなった。この際、宮城県ではずんだ餅(他にごま餅、やながわ)が選ばれ、夕食に供されている[5]。
ずんだ餅は一部の餅店や団子屋で季節商品として取り扱われていたが、仙台の食品製造会社である黄金食品・仙台藩名物ずんだ餅本舗が「冷凍ずんだ餅」を開発し、郵便局のふるさと小包による販売を開始して以降、年間を通しても食べられるようになった。その後、追随する食品メーカーが増え、菓匠三全が「ずんだ茶寮」のブランドで仙台駅などでの販売を始めた頃には仙台名物の一角として一般に認識されるようにもなった。ずんだ餡には枝豆を使用するのが一般的だが、エンドウやインゲンマメを使用したものも販売されている。

