たまごまご
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2005年に個人ブログサイト「たまごまごごはん」を開設し、アニメ作品や漫画などのサブカルチャー記事の執筆を開始する[1]。同ブログがエキサイトニュース関係者の目に留まり、ウェブメディアへの寄稿が始まる[1]。アニメ作品や漫画に関する記事のほか、「道民ライター」として北海道関連のカルチャー記事を執筆する[2]。
2011年から集英社の週刊プレイボーイ内の漫画書評コーナー「この漫画がパネェ!」を紙屋高雪とともに担当し、2014年の同コーナー終了までレビュアーを務める[3][4]。2014年頃からレビュアーを務める宝島社の「このマンガがすごい!WEB」上では「女の子が戦う」作品の目利きとされる[5][6]。
輝夜月がデビューした2017年12月頃からVTuberへのインタビューやレビュー記事の作成を手掛けるようになり、MoguLiveなどのVTuber関連メディアへの露出が増加する[1]。2019年から週刊MoguLive!にコメンテーターとして出演する[7]。2025年には、VTuber業界の黎明期から活動するライター、有識者と扱われるようになる[1][8]。
人物
最盛期には「たまごまごごはん」上で年間1,000本以上の記事を執筆していた[1]。品田遊は、たまごまごの知識の深さとキャラクター観察の視点の広さを評価し、記事の更新頻度も含め、2000年代のオタク系ブログの中で一線を画していたとする[9]。たまごまご自身も同ブログでの経験がウェブメディアへの寄稿に役立ったと述べる[1]。
前述の「このマンガがすごい!WEB」のほか、三才ブックスのゲームラボにも記事を寄稿しており、同誌の別冊として2010年に刊行された「現代視覚文化研究」では、百合ジャンルの形成史、二次元作品における美少女表現について論じている[10]。
2017年以降、VTuber分野の活動が目立つが、当時は同分野に目立ったライターがいなかったため、漫画家へのインタビューやサブカルチャー記事の執筆実績があった自身がそのポジションにおさまったのではないかと自己分析している[1]。一愛好者としては、現実と虚構を織り交ぜた劇場型のVTuberを好み、出雲霞をその代表例に挙げるとともに、「物語の結末をつけた後にちゃんと引退した」、「これ以上の綺麗な引退を見たことがない」と評価する[1]。
出典
- 1 2 3 4 5 6 7 8 諸星めぐる 編「VTuberはネット上の表現の一つに 業界を見続けてきたライターが語る普及史」『Hukyu 01』GAMABOOKS、2025年、75-83頁。ISBN 978-4-9914263-0-8。
- ↑ “〈札幌スープカレー紀行〉超真っ黒スープにびっくり! 「すあげ+」のイカスミカレー”. exciteニュース. エキサイト (2010年9月8日). 2026年2月9日閲覧。
- ↑ “この漫画がパネェ!”. 週刊プレイボーイ. Vol. 46, no. 19. 集英社. 2011. p. 115.
- ↑ “この漫画がパネェ!”. 週刊プレイボーイ. Vol. 49, no. 16. 集英社. 2014. p. 129.
- ↑ “【目ききに聞くベスト3】いま読むべき「女の子が戦う」マンガ ライター・たまごまごさん”. このマンガがすごい!WEB. 宝島社 (2014年9月2日). 2026年2月3日閲覧。
- ↑ “『すみっこプリマ U-15』は「スポットライトを浴びるプリマたち」になるだろう”. たまごまごごはん (2014年11月2日). 2026年2月3日閲覧。
- ↑ “VTuberニュース番組、開始!毎週1時間・生放送でVTuber界の“イマ”を伝える”. MoguLive. Mogura (2019年4月15日). 2026年2月3日閲覧。
- ↑ “識者が語る2026年の注目ライバーたち ネクストVTuberトレンド座談会”. anan. Vol. 2477. マガジンハウス. 2025. pp. 42–43.
- ↑ 品田遊 (2024). “あの人のブックマーク たまごまごごはん”. 文学界. Vol. 78, no. 10. 文藝春秋. p. 213.
- ↑ 『現代視覚文化研究. vol.4』三才ブックス、2010年、60-61,145-150頁。ISBN 978-4-86199-251-3。