とがのや呉服店は屋号をとがのや(とがの屋、栂の屋、栂野屋)とし[1]、店主は2代目以降代々古市幸助を襲名した。京阪名古屋等の産地より[2]呉服や太物、洋反物を仕入れ販売していた。
創業者の古市幸吉は、天保以前に越前國栂野村(現福井市栂野町)から府中に移り住み呉服屋を創業したとされ、故郷の栂野には同姓が営む繊維工場が複数存在する。
同じく総本家出身である古市利三郎は、全国各地(福井県,和歌山県,沖縄県,栃木県)の師範学校校長等を歴任した教育者である。また2代目・古市幸助(花友)から分家した家系の末裔である古市昌一は、日本大学の教授である。