ふたり〜あなたという光〜

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監督 佐藤陽子
脚本 佐藤陽子
製作総指揮 三間瞳
ふたり
〜あなたという光〜
監督 佐藤陽子
脚本 佐藤陽子
製作総指揮 三間瞳
出演者 中西美帆
熊木陸斗
納葉
磯西真喜
石田登星
一谷真由美
増嶋風佳
築地ひより
諸星敦士
音楽 池田大介
撮影 角洋介
編集 石橋悠太
公開 日本の旗 日本 2021年2月11日
上映時間 40分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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ふたり〜あなたという光〜』(ふたり あなたというひかり、: Siblings)は、2021年令和3年)に公開された日本映画きょうだい児(障害者の兄弟姉妹を持つ者)に焦点を当てた日本で初めての映画であり[1]、重度の精神障害を患う妹を持つ主人公が、結婚を機にその現実に直面し、自分の人生を見つめ直す様を描いた作品である。自主制作による短編映画だが、自主制作映画のみによる映画祭でグランプリを獲得するなど、大きな反響を呼んだ[2]

主人公・橘のぞみは、交際中の加藤崇から求婚を受ける。のぞみはそれを機に、妹の希栄が統合失調症を患っており、妄想、幻聴、激越などの症状があることを告白し、崇は大きく動揺する[1]。家族との顔合せの席で、希栄が暴れ出し、その場を混乱に陥れる[3]。のぞみは逃れようのない現実に直面したことで、結婚を諦めようとする。しかし、ある出来事がきっかけで、のぞみはきょうだい児としての自分を受け入れ、自分の人生をもう一度見つめ直し始める[1][3]

キャスト

スタッフ

  • エグゼクティブプロデューサー:三間瞳[4]
  • 共同プロデューサー:秋間早苗[4]
  • 脚本・監督:佐藤陽子[4]
  • 撮影:角洋介[4]
  • 音楽:池田大介[4]
  • 編集:石橋悠太[4]
  • 助監督:板垣真幸[4]
  • 制作:佐藤伊織、尾崎愛[4]
  • 音楽プロデューサー:三枝幸子[4]
  • 製作協力:東洋美、河村典子[4]
  • 協力:株式会社フクフクプラス、NPO法人エイブル・アート・ジャパン[4]
  • 法律監修:岡筋泰之[4]

製作

プロデューサーの三間瞳は、自身もきょうだい児であり、15歳のとき当時10歳の妹が統合失調症と診断された身である。家では妹が暴れ、家が安らぎの場でなくなり、その苦悩を周囲に打ち明けることもできずにいた。その場から逃れたいとの想いを抱きつつ、大学在学中にアメリカへ留学した際、妹に何もできなかったとの罪悪感から現地でパニック障害を起こした[3][5]。三間はこのことで逆に「生きたい人生」を生きようと考え、2019年、きょうだい児に光を当てる使命を感じ、きょうだい児の存在を映画で伝えることを発案した。友人で映画監督の佐藤陽子に相談したところ「私に撮らせてほしい」と言われたことで製作に至り、2020年10月には撮影が開始された[5]

ストーリーは三間瞳の実体験がベースになっているが、佐藤陽子は脚本執筆の過程で、多くのきょうだい児たちにオンラインでの取材を行った[5]。作中では主人公の結婚を軸として、家庭では妹のケアが中心となるために主人公が自分の想いを抱え込む様子や、妹の世話で手一杯な母、仕事を理由に妹の起こすトラブルから逃げる父など、障害者を持つ家庭の日常も描かれている[6]。主人公の妹役の納葉は、統合失調症患者の役を演じるにあたって、実際に三間の妹にも面会し、統合失調がどういう状態なのかを常に考えながら演じたという[7]。三間自身も端役で出演している[5]

制作費集めにはクラウドファンディングが用いられた[3]。開始初日に100万円を突破、開始から7日間で300万円を達成し[1]、最終的にはその倍の600万円が集まった[3]

封切り

劇場公開ではなく、有志のメンバーたちが開催する自主上映会で鑑賞する形式であり[3]、2021年2月11日より自主上映が開始された[8]。2023年6月11日、東京都の高円寺シアターバッカスで、1日限定で一般公開された[7][9]

2023年6月からはU-NEXT[7]、2025年7月からはAmazon Prime Videoでの配信が開始された[10]

受賞歴

脚注

外部リンク

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