アウグストゥス神殿 (プーラ)
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この神殿は、ローマ神とローマ帝国初代皇帝アウグストゥス(在位 前27年 - 14年)を讃えるため[1]に、前2年から14年の間に造られたと考えられている[2]。神殿の建物は大きな内陣(セラ)と、フォルムに面し正面に4本のコリント式の円柱を持つポルチコからなっている[1]。この建物はローマ帝国初期の典型的な建築様式であり、また後期ギリシア文明の建築様式の影響も見られる[2]。
古代ローマ末期にキリスト教が国教化すると、この神殿は教会に転換された。更に時代が下ると穀物貯蔵庫[3]として使われ、19世紀になると石像・石碑などの展示施設として使われるようになった[2]。第二次世界大戦中の1944年、爆撃により崩壊したアウグストゥス神殿は、1945年から1947年に掛けて再建され古代の石像・石碑やブロンズ像を展示する施設となった[2]。
アウグストゥス神殿が建てられているフォルム広場は紀元前1世紀に街の行政の中心施設として整備されたもので、アウグストゥス神殿と並んで現在の市庁舎のある位置にはユーピテル、ユーノー及びミネルウァ神殿が建てられていた[3]。
