アオキタヒトデ
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| アオキタヒトデ | |||||||||||||||||||||
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| 分類 | |||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||
| Evasterias troschelii (Stimpson, 1862) | |||||||||||||||||||||
| シノニム[3] | |||||||||||||||||||||
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| 和名 | |||||||||||||||||||||
| アオキタヒトデ[5] | |||||||||||||||||||||
| 英名 | |||||||||||||||||||||
| mottled star false ochre sea star Troschel's true star |
アオキタヒトデ(学名:Evasterias troschelii)は、マヒトデ科に分類されるヒトデの1種。カムチャツカ半島から北アメリカ大陸北西部まで、北太平洋に分布する。半径は30cmほどで、体色は青色や橙色など多様である。主に二枚貝を捕食する。
1862年にウィリアム・スティンプソンによって、Asterias troschelii として記載された。彼はその前年に、学会で本種に関して発表していた[6]。ホロタイプはワシントン州のピュージェット湾で採集された[6][7]。現在は腕の一部がスミソニアン博物館に収蔵されている[7]。
1914年にアディソン・エメリー・ヴェリルは Evasterias 属を設けて本種をタイプ種とした。ヴェリルは alveolata、densa、parvispina、rudis、subnodosa という5つの変種(当時は「変種」とされたが、現在の動物分類学的には亜種)を分け、元となる変種を含めて6つの変種を認めた。さらに、Evasterias属のもう一つの種としてE. acanthostoma を記載した[7]。
Alexander Michailovitsch Djakonovは、densaなど4変種をシノニムにして廃し、alveolata と acanthostoma を本種の品種 (変種・亜種より下位で、現在の動物分類学では使用されていない区分)にして、3つの品種に分けた[4]。
形態
分布と生息地
生態
繁殖
生息域の北部では、4-6月にかけて繁殖する。体外受精を行い、多くの小さな卵を産卵する。孵化したビピンナリア幼生は動物プランクトンであり、海流によって分散する[9]。
摂餌と食性
主に二枚貝を捕食する。管足を使って貝の殻をこじ開け、隙間に胃を挿入する。その後消化酵素を用い、貝の組織を分解する。フジツボ、ヒザラガイ、腹足類、ホヤ、腕足類も獲物となる[9]。数種のカサガイ類は、本種の存在を感知して回避行動をとることが知られている[8]。
エクソンバルディーズ号原油流出事故により放出された炭化水素などは、本種の摂食や成長に大きな影響を与えた。ムラサキイガイは本種よりも影響が小さかったため、石油汚染によってムラサキイガイが潮間帯の環境で優占することが推測された[10]。
他種との関係
ウロコムシ科の Arctonoe fragilis は、ヒトデの表面または歩帯溝に寄生する[9]。繊毛虫の Orchitophrya stellarum はヒトデに寄生し、普段は体や腕の棘の間に潜むが、ヒトデの繁殖期には生殖孔から生殖腺に侵入し、精子を餌とする[11][12]。
タラバガニの幼生は、ヒトデの表面や腕の間に付くことが知られている[8]。成体のタラバガニはヒトデの天敵である[9]。その他にもカモメ、エゾニチリンヒトデ、ヒマワリヒトデに捕食される[8]。