アカハダノキ

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赤褐色の幹(2024年11月 沖縄県石垣市 バンナ公園)
若樹の赤い幹(2025年7月 沖縄県石垣市野底)
2回偶数羽状複葉の小葉は先端1対を除き互生する(2025年7月 沖縄県石垣市野底)

アカハダノキ(別名:タマザキゴウカン、学名:Archidendron lucidum)はマメ科アカハダノキ属の常緑高木[1][2]。沖縄方言名ヤマヌバン[3]は山火事の際に本種だけは焼け残ることから「山の番」とされる[4]

高さ5–10 m。和名の通り樹皮は赤褐色で、若葉や枝、花序に褐色の毛が密生する。葉は2回偶数羽状複葉(羽片2–3対、各羽片に4または6小葉をつける)が互生する。小葉は全縁の倒卵形で長さ5–10 cm、先がやや突き出る。小葉は先端1対を除いて互生することが多く、類似する形状の葉をつける樹木は他に無い。花は総状に集まった径2 cmほどの頭状花序につき、黄白色の雄しべが多数ある。開花期は初夏。豆果は扁平かつ螺旋状に巻いた特有の形状で、果皮は皮質で表面は赤褐色、裂開すると橙赤色の内面から青藍色の種子をぶら下げる。種子は長さ12–13 mm[4][5][1][3][6][2]

分布と生育環境

沖縄県石垣島および西表島に稀に分布し、山地林内に樹高1 mほどの幼木がみられる。海外では台湾、中国、インドシナ、タイに分布[5][1][3][6][2][7]

利用

材は赤褐色で堅く光沢があり、装飾材に良いとされる[4]

脚注

参考文献

外部リンク

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