アクシャイ・カンナー
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アクシャイ・カンナー(Akshaye Khanna、1975年3月28日 - )は、インドのヒンディー語映画で活動する俳優。これまでに40本以上の映画に出演しており、その演技力の高さから、ヒンディー語映画界屈指の実力派俳優の一人として知られている[1][2][3][4]。1997年に『Himalay Putra』で俳優デビューした後、続けて出演した『デザート・フォース』と共にフィルムフェア賞 新人男優賞を受賞し、2001年には『Dil Chahta Hai』でフィルムフェア賞 助演男優賞を受賞して俳優としての地位を固めた。2012年から2016年にかけて俳優活動を休止し、復帰作となった『ディシューム』『Mom』で再び注目を集め[5]、2025年にはブロックバスターを記録した『Chhaava』『ドゥランダル作戦』に出演し、高い評価を得ている。
| アクシャイ・カンナー Akshaye Khanna | |||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
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アクシャイ・カンナー(2016年) | |||||||||
| 本名 | アクシャイ・ヴィノード・カンナー(Akshaye Vinod Khanna) | ||||||||
| 生年月日 | 1975年3月28日(51歳) | ||||||||
| 出生地 |
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| 職業 | 俳優 | ||||||||
| ジャンル | ヒンディー語映画 | ||||||||
| 活動期間 | 1997年-現在 | ||||||||
| 著名な家族 |
A・F・S・タリヤルカーン(祖父) ヴィノード・カンナー(父) ラーフル・カンナー(兄) | ||||||||
| 主な作品 | |||||||||
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『デザート・フォース』 『レッド・マウンテン』 『ガンジー、わが父』 『ディシューム』 『ドゥランダル作戦』 | |||||||||
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生い立ち
1975年3月28日、ヴィノード・カンナーとギータンジャリ・タリヤルカーンの次男としてムンバイで生まれた[6][7][8][9]。父ヴィノードはペシャーワル出身のパンジャーブ・ヒンドゥー教徒で、2017年に死去するまで俳優・政治家として活動し[10]、母ギータンジャリは弁護士や実業家を数多く輩出したパールシー家庭の出身で、2018年に死去している[11]。兄のラーフル・カンナーも俳優として活動しており[12]、クリケット解説者のA・F・S・タリヤルカーンは母方の祖父である。
幼少期は南ムンバイのバーブルナートにあるインターナショナル・スクールで教育を受けた後[13]、ウダカマンダラムのローレンス・スクールに転校した[14]。学生時代について、アクシャイ・カンナーは「勉学よりもスポーツの方が得意だった」と語っている[15][16]。
キャリア
1997年 - 2000年
1997年に父ヴィノードが製作・主演を務める『Himalay Putra』で俳優デビューし、ヘマ・マリニ、サティーシュ・シャー、ジョニー・リーヴァル、ダニー・デンゾンパ、アムリーシュ・プリーと共演した[17]。同作でアクシャイ・カンナーはスクリーン・アワード 新人男優賞を受賞したものの、興行成績は伸び悩んだ[18]。続いてJ・P・ダッタの『デザート・フォース』に出演し、サニー・デーオール、スニール・シェッティ、ジャッキー・シュロフと共演した。同作は第三次印パ戦争で発生したロンゲワラの戦いを描いており、アクシャイ・カンナーは実在の陸軍少尉ダラムヴィール・シン・バークリーを演じている[19]。同作は年間興行成績第1位にランクインするヒット作となり[20]、彼もフィルムフェア賞 新人男優賞を受賞したほか、フィルムフェア賞 助演男優賞にもノミネートされた[21]。また、批評家からも「アクシャイ・カンナーは重層的なだけではなく、表情だけで感情を表現することを求められる役柄を見事に演じ切っている」と批評されたほか[22]、「未来のスター」と絶賛された[23]。その後、『Mohabbat』でマドゥリ・ディークシットと共演したが、批評家からの評価は芳しくなく、興行的にも失敗している[24]。
1998年はプリヤダルシャンの『Doli Saja Ke Rakhna』に出演し、ジョーティカー演じる女性に想いを寄せる青年ローヒトを演じた[25]。同作の演技について、『Rediff.com』は「アクシャイ・カンナーは今作でも素晴らしい演技を見せてくれた。彼は月並みの美形ではないが、実に魅力的だ」と批評している[26]。続いて『Kudrat』でウルミラ・マトンドカールと共演したが、興行成績は芳しくなかった[27]。1999年はリシ・カプールの監督デビュー作『Aa Ab Laut Chalen』でアイシュワリヤー・ラーイと共演し[28]、国内興行成績は低調だったものの、海外市場では好調な興行成績を記録した[29]。続いて出演した『Laawaris』ではマニーシャ・コイララと共演したが、興行成績は伸び悩んだ。スバーシュ・ガイの『Taal』ではアイシュワリヤー・ラーイと共演し、『デザート・フォース』以来となる興行的な成功を収め、年間興行成績第3位にランクインしている[30]。また、批評家からも演技を高く評価されている[31]。ラティーフ・ビンニーの『Dahek』では、ソナリ・ベンドレ演じるムスリム女性と恋に落ちるヒンドゥー教徒の青年を演じたが、興行成績は伸び悩んだ[32]。このほか、アーミル・カーン、アイシュワリヤー・ラーイ、ラーニー・ムカルジー、トゥインクル・カンナーと共にコンサートツアー「マグニフィセント・ファイブ」にも参加している[33][34]。
2001年 - 2012年

2001年はファルハーン・アクタルの『Dil Chahta Hai』に出演し、アーミル・カーン、サイーフ・アリー・カーン、ディンパル・カパーディヤーと共に主要キャストを務めた[35][36]。同作は興行的な成功を収め、批評家からも高い評価を得ており、アクシャイ・カンナーもフィルムフェア賞助演男優賞を受賞した[37]。また、彼の演技について、タラン・アダルシュは「アクシャイ・カンナーは表情だけで多くの感情を伝えることに長けており、それこそが彼の真髄なのだ。卓越した俳優である彼は、この複雑なキャラクターを見事に演じ切っている」と批評したほか[38]、『Rediff.com』は「アクシャイは声と表情を最大限に活かして、キャラクターの奥深さを表現している。彼には驚かされる。いい意味でね」と批評している[39]。2002年にはアッバス=ムスタンの『Humraaz』でアミーシャ・パテールと共演し、悪役のカラン・マルホートラーを演じた[40]。同作は興行的な成功を収め、アクシャイ・カンナーも国際インド映画アカデミー賞 悪役賞を受賞し、フィルムフェア賞 悪役賞にもノミネートされるなど、批評家から演技を高く評価されている[41]。続いて出演したアニーズ・バーズミーの『Deewangee』でも興行的な成功を収め、アクシャイ・カンナーもスクリーン・アワード 主演男優賞にノミネートされた[42]。
2003年は『Hungama』でリーミー・セーンと共演し、2億ルピーの興行収入を記録するヒット作となった[43]。続いてカルギル戦争を題材にした『レッド・マウンテン』では陸軍中尉バルワン・シンを演じている[44][45]。2004年にはミラン・ルトリアの『Deewaar: Let's Bring Our Heroes Home』に出演し、アミターブ・バッチャン演じる父の行方を捜す息子ゴウラヴ・コウルを演じ、批評家からは好評だったものの、興行的には伸び悩んだ[46]。続いてカリーナ・カプールと共演した『Hulchul』では興行的な成功を収め[47]、『インディア・トゥデイ』は彼の演技について「ボリウッドで最も過小評価されている俳優の一人であるアクシャイ・カンナーは、見事な演技力で物語を牽引している」と批評している[48]。2006年は『Shaadi Se Pehle』でアーイシャー・ターキヤー、マリカ・シェラワットと共演し、『36 China Town』ではカリーナ・カプール、シャーヒド・カプールと共演しており、興行収入3億6900万ルピーを記録するヒット作となった。一方、プリヤンカー・チョープラーと共演した『Aap Ki Khatir』では主演のほかに挿入曲「Aap Ki Khatir (Unplugged)」で歌手も務めているが[49]、興行的に失敗している。
2007年にはニキル・アドヴァーニーの『Salaam-e-Ishq』に出演したが興行成績は伸び悩み[50][51]、ラジーヴ・マサンドは「結婚を目前に控えて尻込みする新郎を演じたアクシャイ・カンナーは、称賛に値する演技を見せてくれた」と批評している[52]。続いてウルヴァシー・シャルマーと共演した『Naqaab』では批評家から高い評価を得たものの、興行成績は平均的な結果に終わっている。フェローズ・アッバース・カーンの『ガンジー、わが父』ではマハトマ・ガンディーの息子ハリラールを演じ[53]、興行成績は低調だったものの批評家からは高い評価を得ている。また、『ヒンドゥスタン・タイムズ』は彼の演技について「アクシャイ・カンナーはインスピレーションに満ちあふれており、この複雑な役柄に対して全身全霊で取り組み、その知性を存分に注ぎ込んでいる。特に、彼の精神が崩壊するシーンは見ていて胸が張り裂けそうになる」と批評している[54]。このほか、アニル・メーヘターの『Aaja Nachle』にも出演したが、興行成績は低調だった[55]。
2008年は『Race』でカトリーナ・カイフ、ビパシャ・バスーと共演し、悪役ラージーヴ・シンを演じた[56]。同作は10億ルピーを超える興行収入を記録するヒット作となり、アクシャイ・カンナーも国際インド映画アカデミー賞悪役賞とスクリーン・アワード 悪役賞を受賞するなど高い評価を得ており、タラン・アダルシュは「アクシャイ・カンナーは完璧だった。こういった難しい役柄を演じることは骨が折れる仕事だろうが、この上ない才能を持つ俳優は、それを苦もなく演じて見せたのだ」と称賛する一方[57]、ラジーヴ・マサンドは「アクシャイ・カンナーは登場するたびに仰々しい演技を繰り返し、まるで素人みたいな演技を見せつけてくる」と酷評している[58]。このほか、『Mere Baap Pehle Aap』ではパレーシュ・ラーワル、ジェネリヤ・デソウザと共演している[59]。
2009年は『Short Kut』でアムリタ・ラーオと共演し、2010年には『Aakrosh』『No Problem』に出演している[60][61]。続いてアクシャイ・クマール、カトリーナ・カイフと共演した『Tees Maar Khan』では社会的な成功を収めた映画俳優アーティシュを演じ、好調な興行成績を記録した[62]。また、アクシャイ・カンナーの演技も高く評価されている[63]。2012年はルーミー・ジャーファリーの『Gali Gali Chor Hai』に出演したが、興行成績は振るわなかった[64][65]。その後、彼は俳優活動を休止したが、後年『インディアン・エクスプレス』の取材に応じた際、休止期間中の心境について「個人的な理由で仕事が手につかない状態だったんだ。でも、僕は19歳の時から演技しかやったことがなかったんだ。仕事ができないことは本当に苦痛で、それに伴う憂鬱な気持ちからは逃げようがなかったよ」と語っている[5]。
2016年 - 現在

4年間の休止期間を経て、2016年に『ディシューム』で俳優業に復帰し、クリケット賭博の胴元ワーガーを演じた。批評家からの評価は混合的なものだったが、興行収入は12億ルピーを記録するヒット作となった[66]。『ファーストポスト』のアンナ・M・M・ヴェティカドは「アクシャイ・カンナーは自分の役柄に特筆すべき個性を吹き込んでいるが、キャラクターの描写が不足しているため、依然として脚本の犠牲者であることに変わりはない」と批評している[67]。2017年には『Mom』でシュリデヴィと共演してマシュー警部を演じて批評家から高い評価を得たほか、興行収入も17億5000万ルピーを記録している[68][69][70][71]。続いて出演した『一致』でも警察官を演じたが、興行成績は平均的な結果に終わっている[72]。彼の演技について『インディア・トゥデイ』は「アクシャイ・カンナーこそ、この映画の主役だ。その飾り気のない振る舞いにしろ、皮肉屋な台詞にしろ、スクリーン上でアクシャイを見るのは実に楽しい」と批評している[73]。
2019年はマンモハン・シンの半生を描いた『The Accidental Prime Minister』に出演し、彼のメディア顧問を務めたサンジャヤ・バールーを演じ、好調な興行成績を記録した[74]。彼の演技について『ザ・タイムズ・オブ・インディア』は「カンナーのお陰で退屈する暇もない。カメラに向かって語りかけてくるカンナーは、あっという間に観客の心をつかみ、さらにナレーターも務めている」と批評している[75]。また、リチャー・チャッダーと共演した『Section 375』では弁護士を演じてフィルムフェア賞 審査員選出男優賞にノミネートされ[76][77]、彼の演技についてラジーヴ・マサンドは「アクシャイ・カンナーは弁護士役として、狡猾で魅力的な演技を見せてくれた。この映画には最高の台詞や存在感を放つ登場シーンが複数用意されており、彼はそれを存分に活かしている」と称賛する一方[78]、『ヒンドゥスタン・タイムズ』は「カンナーは、すべての登場シーンで強烈で骨太な演技を見せて観客を魅了したが、その無骨な表情はもう少し改善するべきだったかも知れない」と指摘している[79]。
2020年には『Sab Kushal Mangal』に出演し[80]、『Scroll.in』から「カンナー演じるバーブは登場するたびに映画に活力を与えてくれるが、登場頻度は思ったほど多くはなく、彼の不在はとても惜しまれる」と批評している[81]。2021年はアークシャルダーム寺院襲撃事件を題材にした『State of Siege: Temple Attack』に出演し[82]、サイバル・チャテルジーから「アクシャイ・カンナーが才能あふれる俳優であることに疑いの余地はない。映画全体を通して彼の気品がいたるところで見られるが、活き活きとしたキャラクター描写の余地がない脚本に縛られてしまっている」と批評されている[83]。同作はZEE5で配信された後、2025年に『Akshardham: Operation Vajra Shakti』のタイトルで劇場公開された[84]。2022年は『Love You Hamesha』でソナリ・ベンドレと共演し[85][86]、『Drishyam 2』では警察官を演じており[87]、彼の演技について『ボリウッド・ハンガマ』は「アクシャイ・カンナーは、フランチャイズにとって強力な戦力だ。そのキャラクター描写と演技によって、彼は一際注目を集める存在となった」と批評し[88]、ニュース18は「アクシャイ・カンナーは相変わらず最高の演技を見せてくれた。彼はどのシーンでも輝きを放ち、強烈な印象を残し、スクリーンを独占している」と批評している[89]。
2025年には『Chhaava』に出演し、アウラングゼーブを演じた[90][91]。アウラングゼーブは主人公サンバージーと敵対する役柄だったことから、アクシャイ・カンナーは緊張感を維持するため、撮影中はサンバージーを演じるヴィッキー・コウシャルとの接触を避けていたという[92]。アクシャイ・カンナーの演技は高い評価を得ており[93]、興行的にも成功を収めている[94][95]。続いてインド・パキスタン間で発生した複数の政治的・軍事的紛争を題材にした『ドゥランダル作戦』に出演し、パキスタン人ギャングのレヘマーン・バローチを演じて批評家から演技を高く評価されている[96][97][98]。また、彼が「Fa9la」の歌曲シーンで披露した即興ダンスもソーシャルメディアで大きな話題を集めた[99]。両作の演技は「主演を超える存在感を放つ演技」と絶賛され、多くの批評家が2025年を「カンナーの年」だったと指摘している[100][101][102]。2026年はNetflix配信映画『Ikka イッカ』でサニー・デーオールと共演している[103]。
フィルモグラフィー
| 年 | 題名 | 役名 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 1997 | Himalay Putra | アバイ・カンナー | |
| デザート・フォース | ダラムヴィール・シン・バークリー少尉 | ||
| Mohabbat | ローヒト・マルホートラー / トニー・ブラガンザ | ||
| Bhai Bhai | ダンサー | 挿入曲「Tera Naam Loonga」シーンにゲスト出演 | |
| 1998 | Doli Saja Ke Rakhna | インデルジート・バンサール | |
| Kudrat | ヴィジャイ | ||
| 1999 | Aa Ab Laut Chalen | ローハン・カンナー | |
| Laawaris | ヴィジャイ / ダダ大尉 | ||
| Taal | マナーヴ・メーヘター | ||
| Dahek | サミール・B・ローシャン | ||
| 2001 | Dil Chahta Hai | シッダールト・シンハー(シド) | |
| 2002 | Humraaz | カラン・マルホートラー | |
| Deewangee | ラージ・ゴーヤル | ||
| Bollywood/Hollywood | 本人役 | 特別出演 | |
| 2003 | Hungama | ジーテンドラ・サハイ(ジートゥ) | |
| レッド・マウンテン | バルワン・シン中尉 | ||
| Border Hindustan Ka | ムバラク | カメオ出演 | |
| 2004 | Deewaar: Let's Bring Our Heroes Home | ゴウラヴ・コウル | |
| Hulchul | ジェイ・A・チャンド | ||
| 2006 | Shaadi Se Pehle | アシーシュ・カンナー | |
| 36 China Town | カラン主任警部 | ||
| Aap Ki Khatir | アマン・メーヘラー | ||
| 2007 | Salaam-e-Ishq | シヴェン・ドゥンガルプル | |
| Naqaab | ヴィクラム・マルホートラー(ヴィッキー) | ||
| ガンジー、わが父 | ハリラール・ガンディー | ||
| Aaja Nachle | ラージャー・ウダイ・シン | カメオ出演 | |
| 2008 | Race | ラージーヴ・シン | |
| Mere Baap Pehle Aap | ゴウラヴ・J・レーン | ||
| 2009 | チャンスをつかめ! | 本人役 | カメオ出演 |
| Short Kut | シェーカル・ギリーラージ | ||
| 2010 | Aakrosh | シッダーント・チャトゥルヴェーディー | |
| No Problem | ラージ・アンバーニー | ||
| Tees Maar Khan | アーティシュ・カプール | ||
| 2012 | Delhi Safari | アレックス | 声優出演 |
| Gali Gali Chor Hai | バーラト・ナーラーヤン | ||
| 2016 | ディシューム | ワーガー | |
| 2017 | Mom | マシュー・フランシス | |
| 一致 | デーヴ・ヴァルマ | ||
| 2019 | The Accidental Prime Minister | サンジャヤ・バールー | |
| Section 375 | タルン・サルジャー | ||
| 2020 | Sab Kushal Mangal | バーバー・バンダーリ | |
| 2021 | State of Siege: Temple Attack | ハヌト・シン少佐 | ZEE5配信映画 2025年に『Akshardham: Operation Vajra Shakti』のタイトルで劇場公開 |
| Hungama 2 | プレームナート・パンヌ | カメオ出演 | |
| 2022 | Love You Hamesha | シャウラト | 劇場未公開 2022年にYouTubeで配信 |
| Drishyam 2 | タルン・アフラーワト警察長官 | ||
| 2025 | Chhaava | アウラングゼーブ | |
| ドゥランダル作戦 | レヘマーン・バローチ | ||
| 2026 | Border 2 | ダラムヴィール・シン・バークリー少尉 | カメオ出演 |
| Dhurandhar: The Revenge | レヘマーン・バローチ | アーカイヴ出演 | |
| Ikka イッカ | シャウリヤマン・ゴウル | Netflix配信映画 | |
評価
人物評

アクシャイ・カンナーは同世代を代表する俳優の一人に挙げられている[104][2][3][4]。彼はソーシャルメディア上での活動に消極的で、メディアからの注目を集めることや大規模な宣伝活動を避けることでも知られ、そのため世間からは「謎めいた人物」と見なされており[105]、ラジーヴ・マサンドは彼について「ボリウッドで最も人目を忍ぶ俳優の一人」と評している[106]。彼自身も孤独を好む旨を公言しており、そのため結婚については「年々コミットメント恐怖症が酷くなってきているよ」と消極的な姿勢を見せているが[107]、若手俳優時代にターラー・シャルマーと交際関係にあったことが知られている。ターラー・シャルマーとの交際関係は2年ほどで終わったが、2007年に彼女がルーパク・サルジャーと結婚した際には披露宴に招待されており、関係解消後も良好な関係を維持していた[108]。また、ヒンディー語映画における成功について「年商50億ルピーの会社を経営するビジネスマンが、ラタン・タタやディルバイ・アンバニのような地位に就いていないからといって"失敗した"とは言わないように、シャー・ルク・カーンになれなかったからといって、"成功を味わえなかった"とはならないんです」と持論を語っており[109]、『アジアン・エイジ』の取材では「指示に従うこともあれば、意見したり言い争うこともあるけど、僕にとって監督という存在は必要不可欠だから、すごく頼りにしているんだ。監督がいない撮影現場に僕を呼んでも、ちゃんとした演技ができないよ。僕には、僕を見守り導いてくれる存在が必要なんだ」と語っている[110]。このほか、カラン・ジョーハルは『Ittefaq』のプロモーションイベントに出席した際、アクシャイ・カンナーについて「君の声のトーンが本当に怖いよ。まったく抑揚がないんだ」と語っており、同席したシャー・ルク・カーンも冗談交じりに「彼はどこか、少し風変りなところがあるね」と評している[111]。
彼について『インディアン・エクスプレス』は「アクシャイは最も繊細な俳優の一人であり、無理に自分を役柄にはめ込むことはせず、むしろスクリーン上で演じるすべてのキャラクターと自分を一体化させる俳優だ」と評しており[112]、『Rediff.com』は「アクシャイは、次から次へと圧倒的な演技を繰り出す才能を有する俳優だ」と評している[113]。また、『ハリージ・タイムズ』のハーリド・モハメドは「総合的に見ると、アクシャイは謎めいた人物とは言えないだろう。彼の考えは理解できる。彼は俳優という仕事に情熱を注いではいるが、強烈な競争心や野心を抱いているわけではないのだ」と評している[42]。多くの批評家は、アクシャイ・カンナーのキャリアにおいて転機になった作品として『Dil Chahta Hai』を挙げており、『ファーストポスト』は「アクシャイ・カンナーの卓越した演技力がなければ、このキャラクターは別物になっていただろう」と批評し[114]、『フィルムフェア』も「この映画での演技こそ、彼を一躍スターダムに押し上げたのだ」と批評している[115]。このほか、『Humraaz』『Deewangee』『Hungama』『ガンジー、わが父』『Race』『Drishyam 2』などの演技が高く評価されており[7][8]、『ニュー・インディアン・エクスプレス』は「2022年の最高の演技」として『Drishyam 2』の演技を挙げている[116]。このほかに俳優仲間からも高い評価を得ており、シャー・ルク・カーンは「僕は昔から、彼と彼の演技に魅了されていたんです。僕は彼の作品の大ファンなんだ。彼には不思議な魅力があって、それが演技にも反映されているんだ」と語っており[117]、カリーナ・カプールも彼が憧れの対象だったと語っている[118]。また、『Section 375』で共演したリチャー・チャッダーは「『ガンジー、わが父』のような一風変わった演技や、カルト映画の『Dil Chahta Hai』での演技をずっと称えてきました。彼は素晴らしい人です。世間からは過小評価されているけれど、本当はとても聡明な人なんです」と語っている[119]。
受賞歴
| 年 | 部門 | 作品 | 結果 | 出典 |
|---|---|---|---|---|
| フィルムフェア賞 | ||||
| 1998年 | 助演男優賞 | 『Dil To Pagal Hai』 | ノミネート | [120] [121] |
| 『デザート・フォース』 | ノミネート | |||
| 新人男優賞 | 受賞 | |||
| 『Himalay Putra』 | 受賞 | |||
| 2002年 | 助演男優賞 | 『Dil Chahta Hai』 | 受賞 | |
| 2003年 | 悪役賞 | 『Humraaz』 | ノミネート | |
| 2020年 | 審査員選出男優賞 | 『Section 375』 | ノミネート | [122] |
| 国際インド映画アカデミー賞 | ||||
| 2002年 | 助演男優賞 | 『Dil Chahta Hai』 | ノミネート | [123] |
| コメディアン賞 | ノミネート | |||
| 2003年 | 主演男優賞 | 『Deewangee』 | ノミネート | [124] [125] |
| 悪役賞 | 『Humraaz』 | 受賞 | ||
| 2009年 | 『Race』 | 受賞 | [126] | |
| ジー・シネ・アワード | ||||
| 1998年 | 助演男優賞 | 『デザート・フォース』 | 受賞 | [127] |
| 新人男優賞 | 受賞 | |||
| 2002年 | 助演男優賞 | 『Dil Chahta Hai』 | ノミネート | [128] |
| 2003年 | 悪役賞 | 『Humraaz』 | ノミネート | [129] |
| 2017年 | 『ディシューム』 | ノミネート | [130] | |
| 2018年 | 助演男優賞 | 『Ittefaq』 | ノミネート | [131] |
| スクリーン・アワード | ||||
| 1998年 | 新人男優賞 | 『デザート・フォース』 『Himalay Putra』 |
受賞 | [132] |
| 2002年 | 助演男優賞 | 『Dil Chahta Hai』 | ノミネート | [133] |
| 審査員特別賞 | 受賞 | |||
| 2003年 | 主演男優賞 | 『Deewangee』 | ノミネート | [134] |
| 悪役賞 | 『Humraaz』 | ノミネート | ||
| 2008年 | 主演男優賞 | 『ガンジー、わが父』 | ノミネート | [135] |
| 2009年 | 悪役賞 | 『Race』 | 受賞 | [136] |
| 2020年 | 批評家選出主演男優賞 | 『Section 375』 | ノミネート | [137] |
| 2026年 | 助演男優賞 | 『ドゥランダル作戦』 | 受賞 | [138] |
| スターダスト・アワード | ||||
| 2011年 | コメディ/ロマンス映画部門男優賞 | 『Tees Maar Khan』 | ノミネート | [139] |
| スター・オブ・ザ・イヤー | 受賞 | |||
| 2017年 | 悪役賞 | 『ディシューム』 | ノミネート | [140] |
| 製作者組合映画賞 | ||||
| 2008年 | 主演男優賞 | 『ガンジー、わが父』 | ノミネート | [141] |
| 2009年 | 悪役賞 | 『Race』 | 受賞 | [142] |
| ベンガル映画ジャーナリスト協会賞 | ||||
| 2002年 | ヒンディー語映画部門助演男優賞 | 『Dil Chahta Hai』 | 受賞 | [143] |
| インド・テレビジョン・アカデミー賞 | ||||
| 2022年 | オリジナル映画部門主演男優賞 | 『State of Siege: Temple Attack』 | ノミネート | [144] |
| サンスイ・ビューワーズ・チョイス・ムービー・アワード | ||||
| 1998年 | 新人男優賞 | 『Himalay Putra』 | 受賞 | [145] |
| 2002年 | 助演男優賞 | 『Dil Chahta Hai』 | [146] | |
| 2003年 | 悪役賞 | 『Humraaz』 | [147] | |
| ピンクヴィッラ・スクリーン&スタイル・アイコン・アワード | ||||
| 2026年 | 悪役賞 | 『ドゥランダル作戦』 | 受賞 | [148] |