アクローム
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成立
1957年のマンゾーニは、核絵画的な作風から離れ、絵画の虚構性や象徴性を退けて、作品を「あるもの」として成立させようとする方向へ転じた。パスクワーレ・ファメリは、この転回を「世界」や経験への接続として説明しており、同時期の理論文でも、作品は「何を説明するか」ではなく「ただ在ること」に価値があるとする考えが示されている[1]。
展開
特徴
アクロームでは、色彩は表現の手段としてではなく、作品から極力排除される。白色や無色は、単なる視覚的効果ではなく、絵画を物質の場として成り立たせるための条件となっている[1]。また、このシリーズでは、作品を作者の内面表現としてではなく、物質の存在そのものとして提示しようとする態度が一貫している。