アゴーギク
From Wikipedia, the free encyclopedia
アゴーギク(独:Agogik)とは音楽用語で、演奏においてテンポやリズムを意図的に変化させることで行う、音楽上の表現の一つ。テンポ・ルバート、アッチェレランド、リタルダンドなどがある[1]。デュナーミク(強弱法)との対比で速度法、緩急法とも言う。通常、同じ速度記号が適用されている間に行われ、テンポの揺らぎがその速度記号の示す範囲を大きく超えることはあまりない。なお、アゴーギグと書かれることもあるが、原語では語尾はkなので「グ」とするのは誤りである。
デュナーミクと同じく、度合いは演奏者の裁量に任されている部分が音高や音価に比べてやや大きいため、演奏者にとって重要な表現方法のひとつであるが、デュナーミクと違って音価そのものに影響を及ぼしやすいので濫用は避けられることが多い。
日本では、俗に「(テンポの)伸び縮み」と呼ぶことがある。