テンポ

拍の長さ From Wikipedia, the free encyclopedia

テンポ: tempo)とは、西洋音楽において、の時間的な長さ(拍節の速さ)のことである。

楽譜上では速度記号、速度を示す言葉(速度標語)、メトロノーム記号などで表される。典型的な単位は BPM である。

単位

BPM

: beats per minute は 1 分間に刻まれる拍の数で表現された、拍の速度である[1]BPMbpm と略される[1]

BPM はテンポの典型的な単位である[1]。1 拍の長さが 0.5 秒のとき、この拍を連続して刻むと 1 分間で 120 拍になる。すなわちこの拍の速さ/テンポは 120 BPM である。

メトロノーム記号

メトロノームは1分間における拍の数によってテンポを刻む機械であるから、メトロノーム記号は1分間における拍の数でテンポを表す。すなわち、1分間に60拍ならばM.M. = 60のように表す(M.M.はドイツ語: Mälzels Metronomの略)。M.M. = 60 は 60 BPM と同じ意味である。

四分音符 = 60のようにその音価を示す音符を明記することも多い。この場合は拍の音価にかかわらず、示された音価の刻む速さを示す。

アゴーギク

テンポの変化による音楽表現をアゴーギクという。アゴーギクは感情表現に有効であるが、その実施に際しては効果を十分に検討する必要がある。アゴーギクは楽譜上の指示によるもののほか、楽曲分析に基づいても可能である。アゴーギクの指示は、演奏中における指揮者の重要な作業のひとつである。また、その表現手段としてテンポが一定でなく、曲調によって早くしたり遅くしたりすることをテンポ・ルバートという。

ピアノ曲においてはショパンの作品において比較的自由なアゴーギクが許容される。ポピュラー音楽では、叙情的な独唱曲を除けばあまり用いられない。

脚注

関連項目

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI