アシャンティの伝統的建築物群
From Wikipedia, the free encyclopedia
アシャンティ州のクマシ近郊は、17世紀から19世紀にかけてこの地方を支配したアシャンティ王国の中心地であり、アシャンティ人の伝統文化を伝える貴重な建造物群が現存する。そのうちの10件の神殿を含む13の建造物群が、1980年に世界遺産に登録された。
現在に伝わるアシャンティの伝統建築は、20世紀初頭までのイギリスとの戦争のなかでオリジナルの大半が失われたため、その多くが20世紀以降に再建されたものである。
現存するのは神殿建築がほとんどであり、その基本構造は中庭を取り囲むように建てられている。建材には泥やヤシの葉が用いられており、これらの建材や建築法は、通風性にも優れた構造になっている。また、アシャンティの伝統建築には、人や動物を象った美しい木彫りや泥のレリーフがあることも特徴的である。
