アブシンチン

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(+)-Absinthin
識別情報
3D model (JSmol)
日化辞番号
  • J31.882E
特性
化学式 C30H40O6
モル質量 496.635 g mol1
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

(+)-アブシンチン(Absinthin)はニガヨモギArtemisia absinthium)に含まれる天然有機化合物である。アブシンチンはニガヨモギで香りをつけたリキュールアブサン (absinthe) の特徴的な味の元となる最も苦い物質の中の一つである[1]。本化合物は生理活性を示し、抗炎症薬として期待されている[2]。アブサンに含まれる精神活性であるツヨンと混同してはならない。

アブシンチン (1) の複雑な構造はセスキテルペンラクトンに分類される。テルペノイドは、イソプレン (4) 由来の炭素数5のビルディングブロック (3) から構築される天然物の大きな分類である。この複雑な構造は、2つの同一なモノマー(2)が、グアイアノリドの5員環とアルケンとのディールス・アルダー反応によって構築される。

アブシンチン (1) の生合成に関わるイソプレノイドの構造

アブシンチンは1953年に単離され[3][4]、1980年にBeauhaireらによって構造決定された[5][6][7][8]

全合成

生合成

脚注

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