アブラハム・ダービー

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アブラハム・ダービー

アブラハム・ダービーは、バラ園芸品種の1つ。1985年イギリスで、デヴィッド・C.H.オースチンによって作出された[1]

四季咲き・シュラブのイングリッシュローズ[1]。交配種は、Yellow Cushion×アロハ[1]。アロハはニュー・ドーンから交配されているので、本品種はニュー・ドーンの孫にあたる[2]。また、アロハは樹勢の強いつるバラで、アブラハム・ダービーもまたその性質を受け継いでおり強健種である[1]。樹高は1.4m-1.5m、株張りは100cm-120cm[1][3]。花色は複雑で、ピンクと黄色をベースとして、中心部のピンク色が外弁に行くにつれて次第に黄色味を帯びるように変化する[4]。花色は淡いピンク色をベースにして、オレンジ色とアプリコット色が入り、全体としてサーモンピンク色に見える、と書く本もある[1]。花色のグラデーションは季節とともに変化する[2]。咲き始めは深いカップ咲きで咲き進むとロゼット咲きに変化する[1]。花径は11cmの大輪種[1]。イングリッシュローズの中で最も大きな花を咲かせる品種の1つである[4]。四季咲き性が強く、次々に花が咲く[1]。花は房咲きである[5]。花弁は雨や夜露にやや弱い[3][5]。花付きがよい[3][5]。また、花もちもよい[1][3][5]。花が大きいので、全開時にはうなだれる[2]。晩夏以降は花枝が伸び、到花日数も長くなるので夏の剪定は早めに済ませるのがよい[3]。枝には大きな棘がある[2]。葉は大きく光沢がある[4]。枝を伸ばして誘引してもよいし、短く切り詰めてブッシュ仕立てにしてもよい[3]。冬に強剪定しても耐えて花を付ける品種である[3]。強香種[1][5]。フルーツ系の甘い香りを放つ[2]ラズベリーを思わせる香りも含まれる[4]。樹勢は強い[3][5]。耐病性に優れる[3]うどんこ病は普通だが、黒点病には強い[3][5]。月に3-4回薬剤を散布すれば、うどんこ病の発生を抑えられる[3]。大株になれば無農薬栽培も可能である[3][5]。無農薬栽培では、うどん粉病には強いが黒点病の耐性は環境による[2]。日照が十分あれば黒点病は出にくいが、環境次第でよく発生する場合もある[2]。流通名は、イギリス産業革命の先導者の1人・アブラハム・ダービー英語版から採られた[4]

出典

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