ニュー・ドーン

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ニュー・ドーン

ニュー・ドーンは、バラ園芸品種の1つ。1930年アメリカ合衆国で、H.A.Dreerによって作出された[1]1997年世界バラ会議で「栄誉の殿堂入りのバラ」に選出された[1][2][3]2025年現在、殿堂入りのバラの中で唯一のつるバラである。

Dr.W.Van Fleet

ラージ・フラワード・クライマー系の返り咲きのモダンローズ[1][2]。Dr. W.Van Fleetの枝変わりのつるバラである[1][2]。つるの長さは3.5m[1][2]。主に、フェンスや壁面、パーゴラといった大きな面を利用した仕立て方で利用する[1][2]。寒冷地ではあまり大きく育たないのでシュラブとして扱うこともできる[4]。剣弁高芯咲きまたは半八重状のカップ咲きで、淡い桃色の中輪の花を咲かせる[1][2]。花径は7cm-8cm[1][2]。数輪の房咲きになって花を付ける[2][4]。花付きはよいが、花もちはやや悪い[2]。遅咲きの品種である[2]。返り咲き性だが、秋の花付きはあまりよくない[1][2]。花の香りは弱く、微香[1][注 1]。香りの質はティー系[2]。耐陰性が強く、日照不足や半日陰でも、悪条件下でもたくさんの花を咲かせ成長する[1]。耐病性に優れ、薬剤散布はほぼ不要である[1]うどん粉病の耐性は普通だが、黒点病に強い[2][4]。枝は細くしなやかで誘引しやすいが、まばらに生えている棘が鋭いので誘引時には注意が必要[1][3]。生育初期の成長は緩慢だが、次第に速まり最終的には大きな株にまで育つ[2]。非常に優れた性質のバラだったため、交配親として多くのモダンローズを生み出した[2]

アウェイクニング

枝変わりに、白い花を咲かせるホワイト・ニュー・ドーン、花の色は同じだが花弁数が多くロゼット咲きになるアウェイクニングがある[1][2]

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