アラハバキ神
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アラハバキは『古事記』『日本書紀』などの古代文献や、民間信仰の伝承に全く登場しない謎の神とされる。主に東北地方で信仰され、足腰の神や製鉄の神といわれる。
横浜市栄区のアラハバキの祠は、㹨川の支流の一つである洗井沢川の流れる谷地の、東岸の急斜面にテラスの様な小さな平場を造ったところに鎮座している[1]。神社を象った石製の小さな祠だが、祠前の洗井沢川には「アラハバキ橋」が掛けられ、遊歩道なども整備されている。
なぜこの地にアラハバキの祭祀場が存在するのかはよくわかっていない。製鉄や鍛冶に関する神であるとの説から、東北地方から鍛冶を行う集団がやって来て祀ったのではないかとする説や、鎌倉街道を長旅で往来する東北人が足腰の神として祀ったとする説がある[2][3]。
栄区内には、鎌倉時代に鍛冶師がいた事に由来するという鍛冶ケ谷という地名や、同区上郷町に飛鳥時代の製鉄遺跡の上郷深田遺跡が実在するが、アラハバキとの関連性は不明。

