アルベルト・メルッチ
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研究内容・業績
専門は社会学で、社会運動。マルクスの「階級」という概念は、社会的資源の生産においておこる摩擦の中で資本主義社会特有のものしか説明しきれないとする。そして、ユルゲン・ハーバーマスの生活世界の植民地化への防御的反応としての社会運動という捉え方については、社会運動内の行為者やその指向の多様性を無視するものとして批判。多様な側面を持つ現代の「複合社会」における社会運動の新しさに、女性活動家・エコロジスト・新宗教といったグループに対するミラノでの実証的研究を元に光を当てた。
また「集合行為」について、以下の4つを満たす行為として規定した上で、社会運動を各アクターが各々の内的動機をもとに集まる偶発的な集合行為だと捉え直した。
- 複数の個人やグループが同時に関わる
- 時間と空間の連続性のなかで、類似の組織的特徴を現す
- 社会的領域に関係づけられる
- 関わる人々が何をしているかを自ら理解する能力を含む