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アレッポマツ

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アレッポマツ
マルセイユ近郊に自生するアレッポマツ
保全状況評価[1]
LOWER RISK - Least Concern
(IUCN Red List Ver.2.3 (1994))
Status iucn2.3 LC.svg
Status iucn2.3 LC.svg
分類
界 : 植物界 Plantae
門 : 裸子植物門 Pinophyta
綱 : マツ綱 Pinopsida
目 : マツ目 Pinales
科 : マツ科 Pinaceae
属 : マツ属 Pinus
種 : アレッポマツ P. halepensis
学名
Pinus halepensis Mill.
和名
アレッポマツ
英名
Aleppo Pine

アレッポマツ(英語: Aleppo Pine、学名: Pinus halepensis)は、地中海地方に自生するマツの1種である。モロッコ、アルジェリアなど地中海沿岸のマグリブ全域[2]、スペインから北は南フランス、イタリア、クロアチア、東はギリシア、北リビアに分布する。シリア(語源となったアレッポ地方を含む)、ヨルダン、イスラエルでは最も多い樹種の1つである。標高200メートル (m) までの低い土地でよく見られるが、南スペインでは標高1000 mまで、モロッコ、アルジェリアの南部では標高1700 mまで自生している。シリアのアレッポ原産ではないが、18世紀の錯誤が根強く残ったためにこう呼ばれている[2]。

小型から中型の木で、高さは10 - 25 m[2]、幹の太さは60センチメートル (cm) ほどになり、1 mに達するものもある。幹はひょろひょろと伸びた不定形で、樹冠の頂部は平らになる[2]。寿命は150 - 200年ほど生きるが、火災を受けるリスクが高い[2]。樹皮は橙色から赤色を呈し、根元の部分は厚くてひびが入っているが、樹冠に近い部分は薄くてパサパサしている。

葉は6 - 12 cmの長さの針状であり、明るい緑色[2]で2枚ずつついている。松かさは細い円錐状で、高さ5 - 12 cm、底面の直径2 - 3 cmほどである。初めは緑色で、24か月経ち熟すと赤から茶色になる。その後数年間で徐々にかさが開くが、山火事などがあり熱にさらされるとこの過程が速まる。かさの直径が5 - 8 cmまで開くと種子が飛ばされる。種子は5 - 6ミリメートル (mm) の大きさで、20 mmの羽根がついていて遠くまで運ばれることができる。

カラブリアマツ、カナリーマツ、フランスカイガンショウなどと近縁種で、共通の特徴を多く持つ。カラブリアマツをアレッポマツの亜種と考える学者もいるが、通常は別種とみなされている。比較的変化の少ない種で、広い範囲に渡って形態があまり変化しない。

利用

芸術との関係

脚注

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