アンの夢の家

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Maria Louise Kirk
カナダ
言語英語
アンの夢の家
First edition
著者L・M・モンゴメリ
Maria Louise Kirk
カナダ
言語英語
シリーズ赤毛のアン
ジャンル児童文学カナダ文学
出版社McClelland and Stewart (Canada)
Frederick A. Stokes Company (US)
出版日1917年8月 [1]
出版形式Print (Hardcover)
前作アンの幸福
次作炉辺荘のアン(en:Anne of Ingleside)
文章アンの夢の家 - Wikisource


アンの夢の家』(アンのゆめのいえ、原題:Anne's House of Dreams)は、カナダの作家L・M・モンゴメリ1917年に発表した『赤毛のアン』シリーズの第5作にあたる長編小説。前作の『アンの幸福』において、3年間のサマーサイド高校校長としての婚約時代を終えたアンとギルバートは晴れて結婚し、フォア・ウィンズという港村で所帯を持つ。そこで新たな隣人たちとの交流や、誕生と死を経験する。執筆順としては、第3作にあたる『アンの愛情』の次に書かれているため、時系列的に前作にあたる第4作『アンの幸福』でのレベッカ・デューなどの新登場人物は現れない。アンの25~27歳時を描いている。なお、アン・シリーズでは初めて作中に電話が登場した。

アンはギルバートとグリーン・ゲイブルズで結婚式を挙げた。ギルバートは親戚のデイブ医師が引退するのに伴い、フォア・ウィンズ港のグレン・セントメアリ村で医師として開業する事になったのであった。ギルバートは小さな家を借りてきたが、それはアンの嗜好にぴったりした素晴らしい家であり、「夢の家」と名づけられた。アンは岬の灯台守のジム船長、近所のミス・コーネリアとマーシャル・エリオットなどの「ヨセフを知る一族」の人々と出会い、夢の家での生活を非常に気に入る。また、隣人の少女のようなレスリー・ムアと知り合った。彼女は、記憶を失って人事不省になっている、意に染まない結婚相手である夫を10年以上も面倒を見てきていた。レスリーもやがてアンに心を開いていく。ジム船長はそれまでの航海の手記である生活日誌を持っており、出版されるのが夢であった。アンはポールに頼みたかったが果たせず、代わりにミス・コーデリアの仲介でレスリーの家に下宿したオーウェンが船長の望みを叶えることになる。アンはやがて最初の子供を身篭るが、生まれてきた女の子はすぐに死んでしまい、アンは悲しみに暮れる。しかし翌年にジェムが無事に産まれた。そんな中、ギルバートはディック・ムアの症状を調べており、手術で回復の可能性があり、それをレスリーに告げるのは義務だと考えた。アンの反対にもかかわらず、レスリーはそれを伝えられ、手術を受けさせる決心をした。誰もが反対した手術だが、成功し、実はディックだと思われていたのは従兄弟のジョージだったということが判明した。ディックはすでに死亡したのだとジョージに告げられる。自由の身となったレスリーは、オーウェンとの愛を成就させる。やがてアンとギルバートは手狭になった夢の家に別れを告げる。

登場人物

脚注

外部リンク

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