プリンスエドワード島
カナダの島
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プリンス・エドワード島(Prince Edward Island、略称PEI)は、カナダの東海岸、セントローレンス湾に浮かぶ島で、同名のカナダの州(Province)のひとつであるプリンスエドワードアイランド州(カナダの各州のうち、面積・人口ともに最小)を構成する。

1543年に、フランスの探検家ジャック・カルティエが発見した。なお、紀元前に先住民のミクマク族が到達していたことが判明している。
プリンスエドワード島の面積は、日本の愛媛県とほぼ同じ、東京都と比べて約3倍である。海洋性気候で高緯度の割に温暖だが、冬の寒さは厳しい。土壌は赤土で肥沃である。
州都はシャーロットタウン。総面積、5,660km2。州の総人口は13万9,000人(2001年)。同様にカナダ沿海州であるニューブランズウィック州とはノーサンバーランド海峡で隔てられる。ただし、この海峡には1997年にコンフェデレーション橋が架けられ、プリンスエドワード島のボーデン=カールトン(Borden-Carleton)とニューブランズウィック州のケープ・ジューリマン(Cape Jourimain)とを結んでいる。
西部には大きなラグーンであるマルペケ湾がある。湾内にはアマモの藻場があり、フエコチドリ、アメリカコガモなどに食餌を提供しており、アメリカガキなどの重要な生育場でもある。湾内の島々は多くの海鳥の営巣地であり、秋にはオオアオサギ、ミミヒメウ、春と秋にはカナダガンが多く見られる。1988年にラムサール条約登録地となった[1]。
この島の特産はジャガイモであるが、それ以上に『赤毛のアン』シリーズを書いたL・M・モンゴメリが住んでいた島として名高い[2]。その縁で、夏場は観光客で賑わう。日本からの観光客も多い。
カナダが独立する際に、カナダ建国会議が開かれたという由緒ある歴史の島という顔も持っている。
1543年にフランスの探検家ジャック・カルティエによってヨーロッパ人に「発見」されたが、紀元前には先住民のミクマク族が到達しており、本来の「人類による発見」はもっと古い時代である。
観光の名所
- シャーロットタウン
- カナダの連邦政府発祥の地。カナダ建国会議が開かれた会場はプロビンスハウス。また、コンフェデレーション・センター・オブ・アートで毎年ミュージカル『赤毛のアン』が上演される。
- キャヴェンディッシュ
- 『赤毛のアン』の主舞台となる町・アヴォンリーのモデル。グリーンゲーブルズハウスがある。1990年に開園した北海道芦別市のカナディアンワールドではグリーンゲイブルズを忠実に再現した「アンの家」が建設された。1997年、本家カナダのグリーンゲイブルズが火災で一部が焼損したが建物の設計図面が無く復元が困難かに思われた。しかしカナディアンワールドに図面が残っており、これを基に修復が行われた[3]。この時、日本の『赤毛のアン』ファンからも寄附金などの支援があった。プリンスエドワード国立公園、アボンリービレッジパーク(ミニテーマパーク)、キャベンディッシュ・セメタリー(モンゴメリの墓所がある)などがある。
- パークコーナー
- シルバーブッシュ・銀の森屋敷(『パットお嬢さん』に登場する家)、モンゴメリ・ヘリテイジ博物館(炉辺荘のモデル)などがある。
- ストラスガートニー州立公園
- 島の南部、入り江のほとりにある州立公園[4]。
プリンス・エドワード島の風景
- プリンスエドワード島から望む北大西洋(2005年10月)
- プリム灯台(2005年10月)
- ケンジントン駅 (現在は廃線 2005年10月)
- オーウェル歴史村(2005年10月)
- 『赤毛のアン』に登場する家のモデルとなった家(2005年10月)
- 『赤毛のアン』に登場する家のモデルとなった家の内部(2005年10月)
- 『赤毛のアン』の作者L・M・モンゴメリーの墓(2005年10月)