アンジェラ (バラ)

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アンジェラ

アンジェラは、バラ園芸品種の1つ。1984年西ドイツで、W.コルデスによって作出された[1][注 1]

四季咲きまたは返り咲き性のフロリバンダ系のモダンローズ[1][3]ヨーロッパではフロリバンダに分類されているが、日本の暖地ではつるバラとして利用されることが多い[1][4]。一方、日本の寒冷地ではつるは出てこない[4]。交配種は、イエスタデイ×Peter Frankenfeld[1][2]。日本の暖地では樹高1.5m、株張り160cmで、枝の長さは2m-4mになる[1][3][4][5]。作出国のドイツでは小型化する。コルデスのカタログでは、樹高1.2m、株張りは80cmである[6]。花色はローズ色で、弁底がやや白くなる[3]。花径が4cm-6cmの中輪で、花弁数は15-16枚[1][3][5][7]。セミダブル咲きまたは半八重カップ咲きの花を大房で咲かせる[2][3]。春の開花時期は平均的なバラと同じ[7]。花付き・花もちがとてもよく、春は株全体が花で埋め尽くされる[1][3]。四季咲き性は強い[5]。花の香りは微香性で1つ1つの花の香りは弱いが、花数が多いので株全体としては香りを感じることができる[1][8]。枝は中程度の太さ[3]。樹勢は強い[2][3][8][9]。シュートがよく発生する[9]。日本の暖地ではお盆過ぎにシュートが発生して、秋にも花が咲く[10]。秋口には、花枝が長く伸び出す[4]。耐病性がある強健種で、減農薬栽培に向いている[2][3]うどん粉病・黒点病に強いと書く本もある[3][10][注 2]。また、無農薬栽培でもうどん粉病が発生することは少ない[1][8]。ただ、無農薬栽培では黒点病にやや弱い[8]。病気で多少葉を失っても、樹勢でカバーできるので冬に枯れ込むようなことはほとんどない[9]。耐陰性がややあり、明るい日陰や半日陰でも育つ[8]。つるバラとして、壁面やアーチ、フェンス、トレリス、オベリスクなどに誘引して咲かせることができるだけでなく、夏の終わりに短く剪定して秋にブッシュ状に咲かせることもできる[1][8]。また、冬剪定で短く切り詰めてもブッシュとして咲かせることができる[7]。ブッシュ状に咲かせても、株元から花を咲かせやすい品種である[1][9]1982年にADR認証を受けたが、後に撤回されている[7][12]。日本国外ではアンジェリカの名前でも流通している[7]。アンジェラの改良品種にポンポネッラがある[2]

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