アンティポロ
From Wikipedia, the free encyclopedia
| アンティポロ Lungsod ng Antipolo City of Antipolo | |||
|---|---|---|---|
| |||
| 愛称 : The Pilgrimage City | |||
| 標語 : "Number UNO! antipolo" | |||
| 位置 | |||
アンティポロの位置 | |||
| 位置 | |||
| 座標 : 北緯14度35分 東経121度10分 / 北緯14.583度 東経121.167度 | |||
| 歴史 | |||
| 建設 | 1591年 | ||
| 行政 | |||
| 国 | |||
| 地方 | カラバルソン地方 | ||
| 州 | リサール州 | ||
| 市 | アンティポロ | ||
| 市長 | Casimiro A. Ynares III | ||
| 地理 | |||
| 面積 | |||
| 市域 | 306 km2 | ||
| 標高 | 156 m | ||
| 人口 | |||
| 人口 | (2025年現在) | ||
| 市域 | 989,859人 | ||
| 備考 | 推計[1] | ||
| その他 | |||
| 等時帯 | フィリピン標準時 (UTC+8) | ||
| 夏時間 | なし | ||
| ZIP code | 1870 | ||
| 市外局番 | 2 | ||
| 公式ウェブサイト : https://www.antipolo.ph/ | |||

アンティポロ(英語:City of Antipolo、フィリピン語:Lungsod ng Antipolo)は、フィリピン北部ルソン島カラバルソン地方の都市で、リサール州の州都である。人口は約98万人(2025年推計)。
名称は「ティポロ(Tipolo、タガログ語でパンノキの意)」に由来している。17世紀前期に当地域に安置された聖母マリア像・平和と善き航海の聖母(アンティポロ聖母)にまつわる伝承に因んだ名称といわれているが、イエズス会士ペドロ・チリーノの『フィリピン記事』(Relación de las Islas Filipinas、1604年)[2]では既に「アンティポロ」という名称が見られる。
地理
歴史
1578年、フランシスコ会の宣教師によって作られた集落はアンティポロの始まりとされている。1591年にイエズス会の伝道所となり、次第に拡大していった[3][4]。
1626年から1632年までフィリピン総督を務めたファン・ニーニョ・デ・タボラがアカプルコから持参し、聖母マリアの彫像はイエズス会に授けられ、アンティポロの教会に移転された。やがてこの「善き航海の聖母」はマニラ・ガレオンの守護聖人として全国的に大きな注目を浴びて、その結果アンティポロはフィリピンのキリスト教において重要な巡礼地となった[5]。
1853年、トンド州(後のマニラ州、現・リサール州とマニラ首都圏)に属していたアンティポロはモロン州(スペイン語:Distrito de Morong、現リサール州とほぼ一致)の一部となった。1864年、町の行政はイエズス会からアウグスチノ会レコレクト派に渡った。

フィリピン第一共和国下でモロン州の州都となったが、米比戦争の勃発後に町が米軍に占領されたため、代わりにタナイが州都に指定された。1901年、町はモロン州とマニラ州の一部から作られたリサール州に入った。

地元の伝承ではあまりにもうるさかった大鐘(タクタク)が落とされた場所とされている。
太平洋戦争の際、マニラ周辺の住民の避難先となった町が日本軍に占拠され、1945年に米軍による空襲に遭った。日本軍の兵舎となった教会は大破したが、聖母像は空襲の前に住民たちによって密かに持ち出されたため被害を免れた[5]。
1952年、町の名所・ヒヌルーガン・タクタクの滝(Hinulugang Taktak)は国立公園に指定された。アンティポロ教会の再建が1954年に完成し、1983年にアンティポロ教区がマニラ大司教区から独立した際に司教座聖堂に格上げされた[6]。
1998年4月4日、フィリピン共和国法8508号を根拠として、町が都市となった。リサール州の旧州都・パシッグの州の西側一部が1975年にマニラ首都圏に組み込まれたことに伴い、州政府はアンティポロ市に行政機能を移転し、パシッグにとって代わって事実上の州都となっているが、法律上においては未だに承認されていない[7][8]。2011年3月14日に、当時大統領・ベニグノ・アキノ3世によって高度都市指定を受けている。
地域
交通
マニラ首都圏からアンティポロ市内への交通手段はバス・FX(乗り合いタクシー)・ジプニー・一般タクシー、そしてマニラLRTがある。
バス
スムーロン・ハイウェイ(Sumulong Highway)からオルティガス・アベニュー(Ortigas Avenue)に接続する経路で、民間のバスが不定期に運行している。
FX(乗り合いタクシー)
アンティポロ大聖堂近辺とマニラ首都圏を結ぶ路線がUV-EXPRESSによって24時間運行されている。
| 最終到着地 | 料金(PHP) | |
|---|---|---|
| アンティポロ大聖堂近辺 | マカティ市 - セキュリティバンク本店 | 55 |
| ケソン市 - クバオ・ファーマーズ・マーケット | 50 | |
| パシッグ市 - ロビンソン・ガレリア | 50 | |
| マンダルヨン市 - シューマート(SM)メガモール裏 | 50 |
ジプニー
アンティポロ市周辺よりケソン市のクバオ・ファーマーズ・マーケットを結ぶ路線がある。
トライシクル
市内では一般的に利用される交通手段はトライシクルである。
鉄道
2021年7月5日、LRT2号線のアンティポロ駅が開業した。マニラLRTがマニラ首都圏外の地に駅を設置するのはこれが初となる。

