アンブレラ種 From Wikipedia, the free encyclopedia アンブレラ種(アンブレラしゅ、英語: Umbrella species)とは、その地域における生態ピラミッド構造、食物連鎖の頂点の消費者である。アンブレラ種を保護することにより、生態ピラミッドの下位にある動植物や広い面積の生物多様性・生態系を傘を広げるように保護できることに由来する概念。 保全生態学の定義を満たしている種 イヌワシ Aquila chrysaetos大小さまざまな哺乳類や鳥類、爬虫類を捕食する。 大型の肉食哺乳類や猛禽類、広い生息地を必要とする生物種がアンブレラ種として扱われることが多い[1]。イエローストーン国立公園における肉食獣の研究において大型肉食獣はアンブレラ種ではあり得ないという研究もある[2]。 大型獣は得てして生息地ジェネラリストであり、大型獣の生息地の質が生息地スペシャリストである中小型獣等に好ましいという保証がなければ、いかに広い生息域を必要とする生物種といえどもアンブレラ種とは言えないこととなる[3]。 セミクジラ科(現生の3種)[4] ワシ・タカ類(オオタカ[1]、イヌワシ[1]、サシバ[5]など) フクロウ類[1] キツツキ類[1] コウノトリ[6] トラ類[1] 一般的にアンブレラ種とされている種 大型獣と他の中小型獣との生息域における関連性が解明されていないこと等から、アンブレラ種であるか議論の余地がある[2]。 クマ類(ヒグマ、ツキノワグマなど)[2][3] サイ類[1][2] 獣類については、具体的にアンブレラ種の条件を満たしていることを明らかにした研究結果は公表されていない[2][3]。 関連項目 保全生態学 キーストーン種 象徴種 指標種 脚注 [脚注の使い方] 1 2 3 4 5 6 7 日本生態学会『生態学入門』東京化学同人、2004年8月26日。ISBN 978-4-8079-0598-0。 p.217 1 2 3 4 5 高槻成紀, クマは本当にアンブレラ種か?」『保全生態学研究』 14巻 2号 2009年 p.293-296, 日本生態学会, doi:10.18960/hozen.14.2_293, ISSN 1342-4327。 1 2 3 高槻成紀, クマは本当にアンブレラ種か? : 2.「細かいフィルター、粗いフィルター」アプローチ」『保全生態学研究』 16巻 1号 2011年 p.131-133, 日本生態学会, doi:10.18960/hozen.16.1_131, ISSN 1342-4327 ↑ On the Right Way to Right Whale: Protections in the Gulf of Maine-Case Study." Journal of International Wildlife Law & Policy, Volume 16, 2013, issue 4, p.229-265, doi:10.1080/13880292.2013.805065. ↑ 東淳樹, 武内和彦, 「谷津環境におけるカエル類の個体数密度と環境要因の関係」『ランドスケープ研究』 1998年 62巻 5号 p.573-576, ISSN 1340-8984, doi:10.5632/jila.62.573。 ↑ 高槻成紀『野生動物と共存できるか-保全生態学入門-』岩波書店〈岩波ジュニア新書〉、2006年6月20日、73-77頁。ISBN 4-00-500536-5。 この項目は、生物学に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(プロジェクト:生命科学/Portal:生物学)。表示編集 Related Articles