アンブロキシド

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アンブロキシド(ambroxide)は、天然に存在するテルペノイドの一つであり、竜涎香の芳香を産み出す重要な成分の一つである。商品名のアンブロキサンとして広く知られている。アンブロキシドはアンブレイン自動酸化産物である[2]

概要 物質名, 識別情報 ...
アンブロキシド
物質名
識別情報
3D model (JSmol)
ChEMBL
ChemSpider
ECHA InfoCard 100.027.147 ウィキデータを編集
EC番号
  • 229-861-2
CompTox Dashboard (EPA)
性質
C16H28O
モル質量 236.399 g·mol−1
密度 0.939 g/cm3
融点 75 °C (167 °F; 348 K)
沸点 120 °C (248 °F; 393 K) (1.40 mm Hg)
insoluble
ethanolへの溶解度 soluble
屈折率 (nD) 1.48
危険性
引火点 161 °C (322 °F; 434 K)
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。
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合成

アンブロキシドはクラリセージの精油の成分であるスクラレオールから合成される[3]。スクラレオールはラクトンへと酸化的に分解され、次に対応するジオールへと水素化される。得られた化合物の脱水によりアンブロキシドが形成される[2]

用途

アンブロキシドは竜涎香の雰囲気を作り出すため、また保留剤として香水で使われる[2]。少量 (< 0.01 ppm) が食品フレーバーとして使われる[4]

脚注

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