イオノマイシン

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イオノマイシン
物質名
識別情報
3D model (JSmol)
ChEMBL
ChemSpider
ECHA InfoCard 100.121.355 ウィキデータを編集
性質
C41H72O9
モル質量 709.0050
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。

イオノマイシン (ionomycin) は、Streptomyces conglobatusが生産するイオノフォアであり、カルシウムと1:1で結合する[1]マグネシウムカドミウムなど他の2価カチオンにも結合するが、カルシウムに対する選択性を示す[2][3]

14のキラル中心が存在する。β-ジケトンカルボキシル基がカルシウムとキレートを形成する[4]

1978年に抽出され、完全な構造は1979年に解明された[3][4]

研究において、細胞内のカルシウムイオン濃度を上げるため、または生体膜を越えたカルシウム輸送を理解するためのツールとして用いられる[4]。さらに、通常は12-O-テトラデカノイルホルボール 13-アセタートとともに、細胞間でのサイトカインインターフェロンパーフォリンインターロイキン-2インターロイキン-4の生産を促進する。これらのサイトカイン類は、炎症応答に重要である。

イオノマイシンは、遊離酸かカルシウム塩として市販される。どちらも水に対し不溶性であるが、油脂やDMSOに対しては可溶性である。この脂溶性のためアルブミンなどのタンパク質に結合し、こうした性質は血液が関与する研究での使用の妨げとなる[2]

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