イシガキニイニイ

From Wikipedia, the free encyclopedia

イシガキニイニイ学名: Platypleura albivannata)は、カメムシ目(半翅目)・セミ科に分類されるセミである。

沖縄県石垣市米原地区のヤエヤマヤシ群落[注 1]とその周辺のみに分布する。石垣島固有種で、日本に生息するセミの中で最も分布域が狭い[2][3][4]

分類

1971年に発見され、1974年新種記載された。

琉球列島に分布するニイニイゼミ属5種は、2つの種群に分けられる。イシガキニイニイはクロイワニイニイ及びミヤコニイニイとからなる種群に属し、このうちミヤコニイニイと最も近縁とされる。一方、八重山列島の石垣島及び西表島に分布し生息域が重複するヤエヤマニイニイは他方の種群に属し、ニイニイゼミと近縁である[2]

ミヤコニイニイやヤエヤマニイニイとは、本種の翅垂部(後羽の付け根部分)全体が乳白色である点で区別される[2][5][6]

形態

体長は、オスが20-24mm、メスが19-22mm。体は偏平で、背面に緑褐色の斑紋がある。後翅は、外縁部を除く大部分が黒色で、黒色部の中央と翅垂部は乳白色である[2][5][7]

生態

成虫は6月上旬から7月下旬に出現する。クワノハエノキ、ギランイヌビワ、オオバイヌビワ、カラスザンショウ等の直射日光のあたらない明るい枝上に止まる。早朝5時頃と夕方19時頃の時間帯によく鳴く[2]

保護の状況

脚注

関連項目

Related Articles

Wikiwand AI