イソクロトン酸

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イソクロトン酸
Isocrotonic acid
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識別情報
3D model (JSmol)
ChEBI
ChemSpider
ECHA InfoCard 100.007.249 ウィキデータを編集
EC番号
  • 207-973-2
特性
化学式 C4H6O2
モル質量 86.09 g mol−1
外観 無色の液体
匂い 特異な刺激臭
密度 1,03 g·cm−3 [1]
融点

15 °C, 288 K, 59 °F [2]

沸点

169 °C, 442 K, 336 °F [2]

への溶解度 可溶
有機溶媒への溶解度 アルコール及びエーテルに易溶[2]
関連する物質
関連するカルボン酸 クロトン酸 (trans 異性体)
アンゲリカ酸 (2-メチルイソクロトン酸)
セネシオ酸 (3-メチルクロトン酸)
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

イソクロトン酸とは、(Z)-2-ブテン酸のことである。不飽和カルボン酸の1種であり、クロトン酸シス型幾何異性体に当たる。

イソクロトン酸は、常温常圧において、ブラウン・シュガーのような香りを持つ油状の液体である。171.9 ℃で沸騰すると共に、構造が変化してクロトン酸へと変換する。封管中でイソクロトン酸を170〜180 ℃に加熱すると、クロトン酸への異性化が完了する。また、分子内に存在するC=C二重結合とC=O二重結合は共役二重結合であり、重合反応を起こしやすいため、市販品には重合禁止剤としてメキノールが添加される。

危険性

人体に有害であり、刺激性を持ち、咳などを引き起こす他、皮膚からも吸収され、皮膚に薬傷を生ずる場合もある[2]

法規制

上記のように、イソクロトン酸はやや不安定な化合物である上に、日本の消防法では危険物第4類 第三石油類(非水溶性)に区分される[2]

用途

誘導体について

出典

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