イワカモメ

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イワカモメ
イワカモメ
イワカモメ Larus fuliginosus
保全状況評価
VULNERABLE
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 VU.svg
Status iucn3.1 VU.svg
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: チドリ目 Charadriiformes
亜目 : カモメ亜目 Lari
: カモメ科 Laridae
: カモメ属 Larus
: イワカモメ L. fuliginosus
学名
Larus fuliginosus Gould, 1841
和名
イワカモメ
英名
Lava gull
Dusty gull

イワカモメ(岩鴎、Larus fuliginosus)は、チドリ目カモメ科カモメ属に分類される鳥類。別名ヨウガンカモメ[1]

形態

全長53cm[6][5](51-55cm[2][4])。翼開長130cm[7](125-140cm[1])。全身が灰褐色や暗灰色の羽毛で覆われる[2][3][4]。頭部は黒褐色[2][4]。尾羽の色彩は淡灰色で、中央尾羽の色彩は灰色[2]。眼の上下に白い三日月状の斑紋が入る[2][4]

嘴の色彩は黒く[4]、先端が赤い[2]。足の色は褐色や紫色[2]

幼鳥は全身が褐色の羽毛で覆われる[2][4]

分類

属内ではワライカモメに最も近縁と考えられている[4]

生態

砂浜岩礁海岸に生息する。

食性は動物食で、魚類甲殻類、小型爬虫類(ウミイグアナの幼体)、鳥類の卵などを食べる[2][4]カリフォルニアアシカの食べ残しや、出産時に出る胎盤も食べる[2]。また他の鳥類が捕らえた獲物も奪う[2][4]。海岸を低空飛翔しながら獲物を探し、海辺や岩場で採食を行う[2]

繁殖期になると番(つがい)で縄張りを形成する[2][4]。営巣中は警戒心が強く、約1km以内に侵入すると巣から離れる[2][4]。他個体の巣とは3km以上離れた場所[3]にある砂浜や岩場に巣を作り、周年繁殖(主に5-10月)し1回に2個の卵を産む[2][4]。抱卵期間は約33日[2][4]。約60日で羽毛が生えそろい[5]、雛は孵化してから約9週間で巣立つ[4]

人間との関係

漁港にも生息し、漁港や民家などで残飯を漁ることもある。[2][4]

生息数は安定していると考えられている[4]。ガラパゴス諸島は大部分が国立公園に指定されているが[2][4]、ガラパゴス諸島の人口や旅行者の増加による繁殖地への侵入、人為的に移入された動物(イヌ、ネコ、ネズミ、ブタ)による捕食、エルニーニョなどによる生息数の減少が懸念されている。[2][4]

参考文献

関連項目

外部リンク

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