かれはクウィヴィエーネン(目覚めの湖)のほとりで目覚めた最初のエルフのひとりである。オロメはかれらを見いだし、ヴァラールの待つ西方の地アマンへと召しだそうとしたが、ヴァラールをおそれたエルフたちはこれに応じなかった。そこでオロメは、イングウェ、フィンウェ、エルウェの三人を使節として選び、ヴァリノールへと送った。かの地でヴァラールと二本の木の光を見たかれらは、クウィヴィエーネンに戻ると、同胞たちに西方への移住を勧めた。イングウェの民はその全員がかれに従い、アマンの地へと移住した。かれらは旅の第一陣であり、ヴァンヤールと呼ばれるようになった。