インド・アンナ
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アンナ(annaまたは ānna)は、かつて英領インドで使用されていた通貨単位であり、1ルピーの1/16に相当した[1]。
1アンナは4パイス(pice)または12パイ(pie)に分割され、1ルピーは192パイに相当した。インドが1957年に通貨を10進法に移行し、1ルピーを100パイサ(paise)に分割した際、1アンナは6+1/4パイサに相当することとなった。これに伴い、アンナは通貨単位として廃止され、代わりに5パイサ硬貨が導入された(この硬貨も1994年に流通停止、2011年に正式に廃止された)。現在でも「アンナ」という語は、1⁄16の比率を表す表現として用いられることがある。
「アンナ」という語は、サンスクリット語の「अन्न(anna)」に由来し、「食物」を意味する。
アンナ硬貨には、1アンナ硬貨のほか、銅製の半アンナ硬貨、銀製の2アンナ硬貨などが存在した[2]。ルピーは当時、1シリング6ペンス(1s 6d)に相当し、純度91.666%の銀180グレイン(約11.66グラム)で鋳造されていたため、1アンナは1と1⁄8ペンス(1ペニーと半ファージング)に相当した。2アンナ銀貨は軽量で、22.5グレイン(約1.46グラム)であった[3][4]。
アンナ単位の郵便切手は、英領インド政府および複数の藩王国によって発行され、インドとパキスタンが通貨を10進法に移行するまで、独立後も使用されていた。