インド・アンナ

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1アンナ硬貨 表面:ジョージ6世の戴冠肖像と「George VI King Emperor」の文字。 裏面:鋳造年と額面が、英語ウルドゥー語ベンガル語テルグ語デーヴァナーガリー文字で記載。鋳造数:125,548,000枚(1918年〜1940年)、白銅製。
1/4アンナ硬貨 表面:ジョージ5世の戴冠肖像と「GEORGE V KING EMPEROR」の文字。裏面:額面と鋳造年が月桂冠に囲まれ、「ONE QUARTER ANNA INDIA 1933」の文字。鋳造数:1,681,276,200枚(1912年〜1936年)。

アンナannaまたは ānna)は、かつて英領インドで使用されていた通貨単位であり、1ルピー1/16に相当した[1]

1アンナは4パイス(pice)または12パイ(pie)に分割され、1ルピーは192パイに相当した。インドが1957年に通貨を10進法に移行し、1ルピーを100パイサ(paise)に分割した際、1アンナは6+1/4パイサに相当することとなった。これに伴い、アンナは通貨単位として廃止され、代わりに5パイサ硬貨が導入された(この硬貨も1994年に流通停止、2011年に正式に廃止された)。現在でも「アンナ」という語は、116の比率を表す表現として用いられることがある。

「アンナ」という語は、サンスクリット語の「अन्न(anna)」に由来し、「食物」を意味する。

アンナ硬貨には、1アンナ硬貨のほか、銅製の半アンナ硬貨、銀製の2アンナ硬貨などが存在した[2]。ルピーは当時、1シリング6ペンス(1s 6d)に相当し、純度91.666%の銀180グレイン(約11.66グラム)で鋳造されていたため、1アンナは⁠1と1⁄8⁠ペンス(1ペニーと半ファージング)に相当した。2アンナ銀貨は軽量で、22.5グレイン(約1.46グラム)であった[3][4]

アンナ単位の郵便切手は、英領インド政府および複数の藩王国によって発行され、インドとパキスタンが通貨を10進法に移行するまで、独立後も使用されていた。

表記法

旧インド通貨の表記では、以下の順で数値が並ぶ:

  1. ルピー(₹)
  2. アンナ(1/16
  3. パイサ1/64
  4. パイ(1/192

表記例:

  • ₹1-15-3-2 = ₹1.9947
  • ₹1-8-3 = ₹1.546
  • ₹1-4 = ₹1.25

硬貨

郵便切手

出典

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