インナーカルテット
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ダニエルは突然父方の従兄弟のステュワートに呼び出された。祖父の葬儀の日以来消息を絶っていたステュワートは過去3年間の記憶を失っており、彼はダニエルに「行方不明の間、自分が何をしていたかを調べて欲しい」と依頼した。
失踪後初めてステュワートが「我に返った」時、彼は「おそろしく下品な格好(カジュアルな服装)」をしてロンドンの下町に立っていたと語る。それならばさっそくそこに行ってみよう、と誘うダニエル。あくまで安全なところにいたがるステュワートだったが、他に調査のきっかけにできることがないと言われ渋々従った。
下町に着くと、なぜか道ゆく人はステュワートに「ジュリアン」と声をかける。ならず者に絡まれナイフをつきつけられるダニエルと逃げ腰になるステュワート。窮地に落ちた二人に異変が起きた。ステュワートがまるでが別人のように変貌をとげ、またたく間にならず者を押さえ込んでしまったのだ。ならず者さえも軽くいなしてしまう精悍な男。それがステュワートの持つ第二の人格「ジュリアン」だった。