ウィキ・ラビットホール

ウィキペディアの記事を閲覧する人の読み方の習性。ハイパーリンクの使い方に特徴がある From Wikipedia, the free encyclopedia

ウィキ・ラビットホール英語: Wiki rabbit hole ウサギ穴、またはウィキブラックホール[1]は、ウィキペディアの読者がたどる学習経路のたとえ。(記事内のハイパーリンクを開いて)元のトピックから別のトピックへ移動を重ね、他のウィキ・プロジェクトまで閲覧することを、ルイス・キャロルの小説『不思議の国のアリス』(1865年発表)で主役のアリス白ウサギを追ってに入っていき、冒険が始まる様子になぞらえてある。またブラックホールと比喩する場合は、どうやっても脱出できない穴に強引に吸い込まれる様子を連想させる。このブラウジングの行動はウィキペディアの特定の言語版で発生するわけではなく、むしろその枠を越えて広がっている[2]

ウィキ・ラビットホール(Tシャツ用イラスト)

何かを学んだり勉強したら、もっと詳しく知ろうとしてオンラインの百科事典にアクセスし、そうすると始めに読もうと思ったところからだんだん離れて、多くの人は別のトピックへと進んでいく[3]。たとえば映画の視聴者は歴史上の人物出来事を映像で見ると、そこからウィキペディアを調べて深いところまで辿る結果になりがちである[4]

ウィキペディアの記事と記事の関係をデータ視覚化すると、あるトピックから別のトピックへ読者がどう移っていくか、経路が想定でき[5]、またラビットホールに入る読者を対象にしたウィキメディア財団による研究がある[6]

利用者の中には自分のラビットホール体験を共有し、ウィキペディアを褒めようとしたり、あるいはソーシャルメディアの投稿に使ってきた人たち[7][8]や、ウィキペディアを訪れる目的はラビットホールを探検したいからという人もいる[9][10]。ラビットホール探検はウィキレースに分類もできる[11]

関連項目

  • D.B.クーパー事件 ウェブサイト「Thought Catalog」[1]が紹介した記事。
  • 行方不明者の一覧英語版 『スレート』投稿者が「ラビットホールを探検したくて」[9]見つけた一覧記事。
  • 欧州の超国家機関(テンプレート) 『アーステクニカ』(Ars Technica)のウィキペディア15周年特集記事[7]が採用。

脚注

外部リンク

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